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ロレックスを長く使いたいなら(寿命を延ばすなら)、定期的なオーバーホールがおすすめです。
オーバーホールをしない場合、機械式時計は約10年で寿命を迎えます。動力のぜんまいや歯車は、動作し続けると少しずつすり減っていきますし、防水用のゴムなども徐々に劣化してしまうからです。
部品の摩耗をできるだけ防ぎ、時計としての寿命を延ばすためには、定期的にオーバーホールする必要があります。
着用後に布で拭って汚れを落としたり、水濡れに気をつけて使ったりするだけでは、ロレックスの劣化は避けられません。
オーバーホールは、腕時計を分解して部品をきれいに洗浄し、可動部にオイルをさしてパーツの劣化を防ぐ作業です。点検時に壊れている部分がないか確認して、必要ならばパーツの交換を行うため、定期的にオーバーホールをしていればサビやパーツの破損といった深刻なダメージを予防できるでしょう。
機械式時計は構造が複雑なので、一度サビたり破損してしまったりすると高額な修理費用と時間がかかります。
個人だと、時計を分解してサビのもとになる汗の塩分や水分、汚れなどを掃除することができません。ロレックスの寿命を伸ばすために、オーバーホールを行いましょう。
オーバーホールの料金相場(概算)は、おおむね以下の通りです。
(※1)参照元:クォーク(https://www.909.co.jp/rolex_column/overhaul_05.html)
(※)2参照元:なんぼや( https://nanboya.com/tokei-kaitori/post/rolex-repair-cost/)
20年時計を使うと仮定して、ロレックスのデイトジャストを50万円で購入し、3年に1度オーバーホールに出す場合と、10年間ノーメンテナンスで買い換える場合、それぞれいくらかかるか計算するとこうなります。
ロレックスのような高級腕時計は、こまめにオーバーホールして長く使うのが賢い選択です。オーバーホールの費用を抑えたい場合は、民間の時計修理専門店をご利用ください。
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安さと信頼を両立。 ロレックス修理専門店を比較 【オーバーホール編】
腕時計のオーバーホール基本情報公式サイトに掲載されている費用目安をもとに、東京でより安いロレックスのオーバーホールが期待できる専門店を、主なモデル別にピックアップして比較しました。また、掲載各社は郵送依頼にも対応しています。※原則、純正部品を使用する店舗をピックアップしています。※税込・税抜については、各社にお問合せください。
オーバーホール 費用 |
専門店名 | |
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18,700円~ |
東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F
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19,800円~ |
東京都中野区中野2-11-5 吉田ビル2階
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22,000円~ ※公式HPに税表記はありませんでした |
東京都墨田区緑4-11-3 デ・リード錦糸町501
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※東京にあるロレックスオーバーホール店で検索上位表示されるうち、公式サイトでオーバーホール費用および、純正部品を使用することを明らかにしている会社を厳選。モデルによって費用は変わりますので、詳しくは各店舗にお問合せください。(2021年3月22日時点)※税込・税抜については、各社にお問合せください。