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他の時計よりも比較的頑丈なロレックスですが、過度な負担は様々な悪影響を及ぼします。故障する前に使用上の注意点を確認しましょう。
ロレックスは他の機械式時計に比べて頑丈にできています。とはいっても、いつもより強い力が加われば簡単に故障してしまうので注意が必要です。
以下にロレックスを使用する上で気を付けるべき点を5つほど紹介します。
落下による衝撃は時計にとっては致命的です。ガラスやケースに傷が入ってしまうのはもちろんのこと、ムーブメントに大きな力が加わると、歯車の噛み合わせが悪くなったり、部品が損傷することもあります。
また、激しい振動によって、テンプの運動が一時的に不規則なることがあります。これが長く続くと時間の狂いが発生し精度を乱す原因となります。
携帯電話やパソコンなど磁気を発する電気製品が、近くにあるだけで、時間が乱れてしまうことがあります。ムーブメントが磁気を帯びるとテンプの運動に悪影響を及ぼし、時間の進みや遅れ、悪化すると停止することも。もっとも気を付けたいものとしては磁石です。
時計に近づけることは言語道断。金属の塊でできている時計は、強力な磁気によって機能の役割を果たさなくなりますので、最も注意が必要です。
大事なイベント事のときしか機械式時計を使わないという方にありがちな故障原因です。ロレックスのような機械式時計は、使わない期間が長いとムーブメント内の油が固まってしまい、時間の進みや遅れを発生させます。
もし、普段使わなくても、1ヵ月に1回はゼンマイを巻いて24時間以上動かしてあげましょう。油の凝固を防いでくれ、たまに使う程度なら時間の狂いが発生にくくなります。
極端な温度変化によって、テンプやヒゲゼンマイの金属部分が伸び・縮みを繰り返します。精度を司っている部分ですので、精度が乱れる原因になります。また、湿度は錆やパッキンの劣化を著しく進行させるため禁物です。
ロレックスはそもそもスポーツ競技用を目的として作られていません。スポーツ時は上下左右の不規則な動きに加え、ラケットやバットから伝わる振動は時計にとって悪影響です。
激しい衝撃はムーブメントの損傷や針が飛ぶなどの危険があるため、スポーツをするときは、時計を外すよう心がけましょう。
いくら取り扱いに気を付けていても、時計は精密機器である以上壊れてしまうことがあります。そんな時に頼れる修理専門店を信頼・修理価格・サービス内容を基準に、3店舗ピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
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安さと信頼を両立。 ロレックス修理専門店を比較 【オーバーホール編】
症状で分かる!ロレックス故障の原因公式サイトに掲載されている費用目安をもとに、東京でより安いロレックスのオーバーホールが期待できる専門店を、主なモデル別にピックアップして比較しました。また、掲載各社は郵送依頼にも対応しています。※原則、純正部品を使用する店舗をピックアップしています。※税込・税抜については、各社にお問合せください。
オーバーホール 費用 |
専門店名 | |
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18,700円~ |
東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F
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19,800円~ |
東京都中野区中野2-11-5 吉田ビル2階
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22,000円~ ※公式HPに税表記はありませんでした |
東京都墨田区緑4-11-3 デ・リード錦糸町501
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※東京にあるロレックスオーバーホール店で検索上位表示されるうち、公式サイトでオーバーホール費用および、純正部品を使用することを明らかにしている会社を厳選。モデルによって費用は変わりますので、詳しくは各店舗にお問合せください。(2021年3月22日時点)※税込・税抜については、各社にお問合せください。