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オーバーホール業者3選
カナルクラブ
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オーバーホール費⽤
18,700円〜
オロロジャイオ
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オーバーホール費⽤
19,800円〜
ヒラノウォッチ
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オーバーホール費⽤
24,200円〜

※東京にあるロレックスオーバーホール店で検索上位表示されるうち、公式サイトでオーバーホール費用および、純正部品を使用することを明らかにしている会社を厳選。モデルによって費用は変わりますので、詳しくは各店舗にお問合せください。(2021年3月22日時点)※税込・税抜については、各社にお問合せください。

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ロレックスが水没したときの対処法

公開日: |更新日:

ここでは腕時計が水没してしまうことで発生する症状や水没する原因、その対策について紹介していきます。水没したロレックスの解決事例も紹介しているのでぜひ参考にしてください。

ロレックスが水没してしまう原因

ロレックスが水没してしまう原因は主に3パターンあります。1つは、使用する人の不注意でリューズを引っ張ったままにしていたパターン。2つ目は、防水パーツの経年劣化でできた隙間や強い衝撃でできた亀裂やヒビなどをそのままにした状態で、水が時計内部に入るパターン。3つ目は、防水性能以上の水圧が掛かる洗濯機や海などで使用してしまったパターンです。ロレックスは高い防水性能のが人気を呼んでいる高級腕時計ブランドなので、日常生活で水没することはまれです。しかし、経年劣化によってリューズと文字盤部分の間にあるはずのチューブが無くなるケースも。また、裏蓋やガラス部分に使われているパッキンと呼ばれる防水に必要な部品に亀裂が入ることで浸水することもあるようです。そのため、油断は禁物です。隙間や劣化、欠品があればどんなに高い防水性能の時計であっても浸水して故障してしまいます。日頃からメンテナンスできればいいのですが、素人ではむずかしいですし、修理方法を誤ると、今後業者に依頼できなくなる可能性もあります。無理に自分で直そうとせず業者にオーバーホールを依頼するのが得策です。サイトではおすすめの業者も紹介しているので、興味がある人はのぞいてみてください。

水没した場合の影響

水没する原因は人それぞれですが、どんな原因、理由であっても時計は何らかの影響を受けます。

時計を水没させた後、気づかずにそのまま使用すると時計内部にサビが発生します。また、文字盤部分に浸水した場合は文字盤にシミができて見栄えが悪くなることも。サビは機械内部の歯車を癒着させたり、心臓部ともいえるゼンマイの動きを止めてしまう原因となるので、最悪の場合、修理ができなくなることもあるようです。また風防と呼ばれるガラス内部に水分が侵入すると、文字盤にシミができるほか、針がサビて動作が鈍くなったり、文字盤を通して内部の機械までサビることもあります。文字盤部分に水分が入った場合は、曇って見えることが多いです。修理に出すのが早ければ早いほど、修理代金を抑えられる可能性や直る確率が上がるので、サビや文字盤のシミ、ガラスの曇りなどを見つけた場合は、すぐに修理業者へオーバーホールを依頼しましょう。業者によって技術力に差が出るので、複数の業者をしっかりと比較したうえで依頼しましょう。

水没した場合の対策

時計を濡らしてしまった場合は、すぐに水分をふき取り、リューズと呼ばれるつまみを引き出し、時計内部に入ってしまったかもしれない水分を外に逃がしましょう。ただ、これはあくまでも応急手段にすぎません。見た目が大丈夫でも実は浸水していたということもあるので、水に濡らした際は専門の業者に一度見てもらったほうがいいでしょう。サイトではオーバーホールができるおすすめ業者をまとめているので、ぜひご覧ください。

オーバーホールおすすめ業者をみる

水没した場合のオーバーホール費用

デイトナRef.6265/Cal.727

修理内容
  • オーバーホール
  • 部品交換
修理費用
  • 約62,000円
修理内容

メーカー修理受付がすでに終了しているモデル。風防の内側にサビが発生していたので持ち込んだようです。業者が調べていくと文字盤横のプッシュボタンも腐食が進んでいたので、部品交換することに。汗や手洗い時の水分も腐食の原因として考えられますが、風防の内側のサビがあることから、何らかの理由で浸水したのでしょう。機械部分は問題なくきれいな状態だったので、部品交換はせずに軽い清掃のみで対応。分解した時計を組み立てて、サビが見られた風防のみ新しい風防に交換し修理は完了。修理後は5気圧の防水テストを実施し、見事クリア。防水性も確保しています。日頃手を洗う時に時計を外す、雨の日に注意するなど丁寧に扱っていけば、コンディションを保ちながら使用し続けられるでしょう。

依頼者が小さなサビに気づいて持ち込んだことで、今回は機械部分への影響がなく、修理費用を抑えることができました。また、業者のオーバーホールの内容の中に防水検査があったため、今後は浸水を防げるでしょう。

エクスプローラー2Ref.16570

修理内容
  • オーバーホール
  • 部品交換
修理費用
  • 約62,000円
修理内容

水没で時計はピクリとも動かず、文字盤にはまだ水滴が残っている状態で依頼。分解して機械内部を確認したところ、内部まで浸水してはいなかったが、自動巻きローターという大きな部品にはサビのようなものがあったとのこと。さらに分解を進めて、自動巻きローターを本体から取り外すとさらにサビを発見。自動巻きローター内のサビていた切替車はもう使えない状態で、2個とも交換することになったそう。中心の機械部分は金属が変色していて、歯車関係を見ていくと、ゼンマイの動きを全体に伝えるガンギ車という部分は全体的にサビがひどく、交換しか手がない状態だったそうです。針がついている歯車はサビこそなかったものの、ほぞと呼ばれる棒部分が曇っていたので、歯車同士の抵抗を減らせるようにと磨いて曇りを取ったそうです。磨いた後は分解した時計の部品全てを洗浄して細かな汚れを落とした後、しっかりと乾かしキレイになった時計に交換用の新しい部品を取り付けて完成。依頼するまでに時間がかかったことで修理費用がかさんだようなので、水没した際はすぐに業者に依頼することをおすすめします。

GMTマスター2Ref.16710

修理内容
  • オーバーホール
  • 部品交換
  • サビ取り
修理費用
  • 約34,000円
修理内容

リューズを閉めるのを忘れそのまま温泉に入ったことで、時計内部にまで浸水した時計。

修理業者に依頼した時点では時計は動いていましたが、ガラス面は曇っていて、直るかどうか微妙な状態。海水や温泉などで水没した場合に、止まった状態になっていると機械自体がダメになっていることが多いそうです。業者の人に手渡すとすぐに手でゼンマイを巻いて動きがスムーズかどうかを確かめ、正常に動いていることが確認できたため、修理対応になったようです。

風防の内側にかなり水気が残ってる状態だったので、文字盤へのダメージが気になりましたが、文字盤のシミや針のサビはなく無事。水に付けていた時間が短かったことが良かったのか、機械内部のサビは少なく、大きな自動巻きユニットの裏側に少しだけサビがある程度でした。そのため、サビを落とすだけでの対応で済んだようです。赤い色をしている切替車と呼ばれる歯車は、浸水すると交換になるケースが多い部品ですが、問題ありませんでした。さらに作業をすすめていくと、ネジの頭にもサビがありましたがダメージが小さかったので、サビを落して磨くことに。

薬品を使いつつサビを落とすさい、部品の素材によって使い分けずに使用する薬品を間違えると状態が悪化するそうなので、技術がしっかりとした業者に頼むのがよさそうです。

サブマリーナRef.14060

修理内容
  • オーバーホール
  • 部品交換
修理費用
  • 約34,000円
修理内容

設定を変えようとリューズを引っ張り、その後戻すのを忘れてそのまま手を洗ってしまい、リューズ側から浸水したという事でした。

ダイバーズウォッチとして有名なサブマリーナは、300m防水が最大の特徴です。通常であればダイビングなどで水中に潜らなければ浸水しないようにできている時計ですが、リューズをしっかりと閉めていなければ水の浸入を防ぐことは出来ません。

幸い浸水してからすぐに業者に依頼したことで、機械内部にサビは発生していませんでした。そのため、通常のオーバーホール作業で対応。もしもパーツのサビや文字盤にダメージがあると交換となるそうです。また、一般的な修理業者では対応できない機械内部の部分にサビが発生していた場合はメーカー修理となり、時間と金額がとても掛かることもあります。今回は念のために防水用のゴムパッキンを交換し、防水性能を新品同様に向上したうえで返却となりました。また、オーバーホールによって、くすんでいたベゼルやベルトなども輝きを取り戻してキレイに仕上がっています。

デイデイトRef.18238G

修理内容
  • オーバーホール
  • 文字盤リダン
  • 部品交換
修理費用
  • 約85,000円
修理内容

東日本大震災の際に流されて奇跡的に戻ってきた時計の修理です。

おもてから見ると、浸水の跡がすぐに分かるくらいに酷い状態。問題は淡水ではなく海水ということ。海水が大量に入っていれば修理ができません。奇跡的に中心部の肝心なところは影響が少なく、修理対応となりました。分解して自動巻きユニットをチェックしたところ、汚れてはいるものの動作に問題はない様子。しかし、文字盤は見るも無残な状態でした。交換も選択肢としてあるのですが、形見の時計ということで、リダンと呼ばれる補修方法で見やすさを上げるだけにとどめます。このリダンはメーカーの保証が受けられなくなることもあるので、行なう際は注意が必要です。文字盤の下の曜日ディスクは汚れが取れず、依頼者に相談したうえで交換することにしました。日にちを表示するカレンダーディスクは奇跡的に無傷だったので、交換せずに修理。カレンダーディスク受け部分についてはサビ取りと洗浄で対応。そのほか、機械内部のサビやネジなどを交換し、部品を洗浄するだけで済みました。

デイトジャストRef.16234

修理内容
  • オーバーホール
  • 部品交換
  • サビ取り
修理費用
  • 約130,000円
修理内容

海水が入ったということで、業者はメーカーメンテを推奨。しかし、依頼者が引き下がりませんでした。業者が内部を調べた結果、幸い機械部分のダメージが少なかったので、部品交換やサビ取りで対応することに。浸水箇所はリューズ部分で、防水性を確保するためのチューブがない状態でした。これでは少し水が掛かっただけでも浸水してしまいます。

作業自体は、部品を剥がしてサビを落としたあと、使えるかどうか判断するということを繰り返し行う単調なもの。文字盤を留めているネジは腐食していましたが、折れずに外れました。カレンダーディスクは交換、カレンダー受けはサビ取りと洗浄で対応。機械内部はサビがひどくて、多くの部品を交換することになったようです。交換した部品は、ネジや歯車、カレンダーディスク、ゼンマイなど。また、無くなっていたケースチューブも交換して新品同様に。全ての機械を組んだ後はゼンマイを巻いてテストしました。問題がないことを確認したうえで文字盤などを合わせて、最後に細かな調整を行ない修理完了です。

今回は業者が優秀だったので修理できましたが、すぐに業者に依頼することで費用を抑えることができるので、覚えておきましょう。

GMTマスター

修理内容
  • オーバーホール
  • 部品交換
修理費用
  • 約56,000円
修理内容

時計の針が一時的に止まったり、時間が遅れるなどの症状が出たことで、修理に持ち込まれた時計。

自動巻の重りであるローターの軸部分が摩擦によってすり減り、ローターの回転をがたつかせていたようです。その結果、ムーブメントと呼ばれる動力機構部分も擦れてキズができている状態。ムーブメントの表面が削られて発生した鉄粉が、ほぞと呼ばれる歯車の回転を支える箇所に詰まってしまい、4番車・ガンギ車という歯車にダメージを与えていました。また、20年以上も前に生産された時計なので、ムーブメント全体に劣化が起こっており、動力の効率もかなり低下していた模様。今回のメンテナンスで、細かな調整を行ない、使用が可能な程度には回復できたようです。また、分解した際に水入りの形跡があったため、すべてのパッキンを交換して防水性を確保。さらに秒針の夜光塗料のひび割れ補修も行ってくれたようです。この修理依頼は水没ではありませんでしたが、細やかに時計内部をチェックした業者が、浸水の形跡を見つけて防水性能を担保してくれたようです。

エクスプローラ

修理内容
  • オーバーホール
  • サビ取り
  • 巻き芯交換
修理費用
  • 約29,000円

修理内容

ロレックス エクスプローラー(Ref.14270)の修理・オーバーホールの修理事例です。

時計が修理に出されたときには正常に動いていましたが、風防ガラスが水滴により曇っている状態でした。水が浸入した経路を探すために、リューズ周りの防水テストを行ってみたものの、水が入る形跡はなし。防水機能に問題はなかったようです。テストの結果から、業者はリューズを開けた際に水が入ったことに気付かずリューズを締めたことが原因だと判断しました。そのため、水分が時計の外へ逃げ出せずに、風防ガラスの内側が曇ってしまったのでしょう。

時計の内部はすでに水分の影響によってサビが発生。文字盤とサイドがサビていたため、本体から機械を抜き出すのが難しかったようです。すべてのパーツを分解・洗浄したのちに、サビ取りを行い、修復が難しいパーツは新しいパーツと交換。すべての部品を丁寧に組み立て、最後に時計の針が正確に時間を刻むことをチェックして修理完了です。

スカイドゥエラー

修理事例は見つかりませんでした。

パーペチュアルRef.76094

修理内容
  • オーバーホール
  • 部品交換
修理費用
  • 57,000円
修理内容

服のポケットに時計を入れたまま洗濯機で洗ってしまい水没した事例。

裏面を外して機械内部を確認したところ、自動巻きユニットの切替車と巻上車がサビていたので純正品と交換したようです。それ以外の部品はサビや壊れている様子もなかったとのこと。ただし、ネジの頭がなかった部分は交換しています。文字盤や風防、文字盤を外した下の部分にも問題はありませんでした。全ての部品をチェックして、問題が無かった部分は分解し洗浄されます。洗浄が終わった部品は一度組み上げ、動作確認をしてから文字盤と風防を取り付けていきます。

今回の依頼者は洗濯後にすぐに業者に持ち込んだことで、機械内部のサビが少なくて済んだようです。対応が遅くなると機械が止まって修理ができなくなることも。大事にしている時計であれば、すぐに修理にだすことが大切です。

水没してしまったときは、なるべく早めに修理へ出すことが重要です。けれど、「出してみたら思った以上に高額な修理費になってしまった…」「こんなにかかるなら、新しい時計を検討したかった…」と出したあとに後悔する人は意外と多いものです。当サイトではリーズナブルな価格で修理してくれる業者を調査し、まとめているので参考にしてください。

ロレックスの純正パーツを使った
安くて信頼できるオーバーホール店を比較

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費用が安い
東京の専門店 BEST3

公式サイトに掲載されている費用目安をもとに、東京でより安いロレックスのオーバーホールが期待できる専門店を、主なモデル別にピックアップして比較しました。また、掲載各社は郵送依頼にも対応しています。※原則、純正部品を使用する店舗をピックアップしています。※税込・税抜については、各社にお問合せください。

オーバーホール
費用
専門店名
18,700円~
東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F
19,800円~
東京都中野区中野2-11-5 吉田ビル2階
22,000円~
※公式HPに税表記はありませんでした
東京都墨田区緑4-11-3 デ・リード錦糸町501

※東京にあるロレックスオーバーホール店で検索上位表示されるうち、公式サイトでオーバーホール費用および、純正部品を使用することを明らかにしている会社を厳選。モデルによって費用は変わりますので、詳しくは各店舗にお問合せください。(2021年3月22日時点)※税込・税抜については、各社にお問合せください。