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ここでは、腕時計のオーバーホールにおける基本的な情報について整理していきたいと思います。
まず、オーバーホールの大まかな流れについて説明していきます。オーバーホールをお願いする時の方法やその手順、見積金額が違った場合や、もしキャンセルする場合等について紹介していきます。オーバーホールの流れを知ることで、次に何をしなければならないかが明確になり、結果的に修理期間も短縮されます。
次にオーバーホールをお願いする際に、知っておきたい各部品の名前について説明していきます。これは、最低限の部品名は知っておいた方が、話も伝わりやすく、技術者への要望も伝わりやすいと考えて作成しました。
そのほか、最低限知っておいたほうがよい腕時計の種類と、一般的に使用されている素材についても簡単に紹介しています。
最後に、今後も末永くロレックスを付き合うために、日常的に注意する点を説明していきます。ロレックスを含めて時計は精密機械なので、日常の些細なことが非常に深刻なダメージに発展する可能性があります。そのため、日常的に起こりうることを想定しながら、紹介していきます。
結構知らなかったこともあると思いますので、ぜひ一度目を通してみてください。
オーバーホールとは、点検や掃除などのメンテナンスを行うこと。日常生活の中でどうしても発生してしまう潤滑油の汚れや、部品の摩耗などをしっかりとケアして時計の寿命を伸ばすというものです。しかし、初めての方にとっては、メンテナンスを実施するタイミングは?料金は?といった疑問がつきもの。以下では、それらについて解説しています。
オーバーホールは、一般的に数日はかかると言われています。ですがなぜ、それほど時間を要するのでしょうか。それは、一度時計の状態を確認し、分解してから…と多くの手間を掛けなければならないからなのです。流れを把握しておけば、どれだけしっかりと見てくれているのか分かるというもの。早速、その流れを追っていきましょう。
思った以上に時間のかかるオーバーホールの作業。実は、時計を組み立てるよりも、細かく難しい作業だと言われています。大切な時計を長年使用するためにも、オーバーホールは必要なもの。どのような流れで行われているのでしょうか。
いつも身につけている時計。大切に使用しているつもりでも、実は思わぬところでダメージを負っていることもあるのです。より永く愛用するためには、どのようなことに注意を払えばよいのでしょうか。特にロレックスなど、機械式時計の場合は、とてもデリケート。気がつかないうちに深刻な問題に発展することもあるようです。
最適なオーバーホールの時期は、いつなのでしょうか。愛用しているロレックスは、これからも永く使っていきたいもの。10年、20年と続けて身につけたいという方は、その最適なタイミングを知っておく必要があります。日本ロレックス社が推奨している時期や、オーバーホールで得られるメリットなども解説していますので、参考にしてください。
修理に出す時に時計の部品の名称をある程度知っておくことで、不調箇所を正確に伝えることができます。ここでは、腕時計の代表的な部品について詳しく解説しています。
修理業者よっては、オーバーホールを頼むとオプションとして表面の傷を研磨してくれるサービスを行なっています。研磨をすると表面の細かい傷がなくなり、新品のような仕上がりに。しかし、研磨にはデメリットもあります。
時計修理技能士は、時計修理士の技術を証明する国家資格です。高い技術でロレックスのオーバーホールに対応する時計修理技能士について、どのような資格なのかまとめました。
電池で動くクォーツ式時計は、ゼンマイ式時計に比べて低価格でオーバーホールすることができます。定期的なオーバーホールは電池の持ちだけではなく、時計そのものが長持ちします。クォーツ式時計のオーバーホールについて詳しく解説し、機械式時計との違いもまとめています。
ロレックスを所有している多くの人が、ベルト交換は専門店じゃないと対応できないと考えているのではないでしょうか?実は専用の道具があれば、ロレックスに限らずほとんどの時計でベルト交換ができます。ベルト交換の方法や注意点をまとめているので、ぜひチャレンジしてみてください。
時計ブランドとして人気の高いロレックス。大切な時計だからこそ、傷つけたり汚したりしたくないと誰もが思っているはずです。ここではロレックスの保管方法や、日常生活で使用する際の注意点についてまとめてみました。ロレックスは大事に扱えば、いくつか得をすることがあります。
初めてのボーナスや昇進など、節目となる時期に奮発してロレックスを購入した人はきっと多いはずです。そんな思い入れあるロレックスを長く使用するためには、オーバーホールがおすすめ。オーバーホールをすることでロレックスの劣化を抑えることができ、寿命を延ばすことが可能です。
壊れにくいと言われているロレックスでも、使い続けると部品が摩耗・損傷します。何も手入れをせずにそのまま使い続けると、ロレックスの寿命を縮める原因に。しかし、定期的にオーバーホールをすることで機能と美しい外観を取り戻せるのです。オーバーホールは正規店だけでなく、専門の修理店で依頼できます。
高級時計ということもあり、ロレックスを形見として残す人がいます。譲り受けた際に年季が入っているからといって放置せず、時計として使えるように戻すのがおすすめです。古いロレックスのオーバーホールの重要性や、実際に遺品整理でアンティークロレックスを発見した事例をまとめてみました。
ロレックスをキレイな状態で長い間使い続けるためには、オーバーホールは必要不可欠です。ここでは、実際にロレックスのオーバーホールをした人のブログをピックアップしました。これを読めば、オーバーホールの大切がきっとわかるはずです。
ロレックスのオーバーホールにかかる費用を節約するために、自分でオーバーホールを実行するといった選択肢があります。しかし、そもそも腕時計のオーバーホールは専門的な知識や充分な技術がなければ安全に行えません。内部の劣化状況によっては交換部品も用意しなければならないことも。また、素人がオーバーホールを行った場合、一見すると元通りであっても、実際は組立に不具合が生じている可能性もあります。安易に行うことは危険です。
販売から30年以上が経過したロレックスはヴィンテージ品として扱われます。販売終了時期によっては正規メーカーにも交換部品のストックがなくなっている場合も。ロレックスは比較的長期間の部品保有を行っていますが、時計のモデルや型番によってはオーバーホールを断られることも考えられます。時計修理業者の中には必要な部品を改めて製作して、ヴィンテージモデルのオーバーホールに対応していることもあるので、チェックしてみてはいかがでしょう。
ロレックスのオーバーホールは、日本ロレックスのサービスセンターなどメーカーの専用窓口の他にも、時計を購入した正規品販売店やメーカーの技術公認店へ依頼することが可能です。また、公認店でないものの時計職人がロレックスのオーバーホールを受け付けている時計修理業者もあります。また、遠方の顧客へ対応するために郵送依頼が可能な店も少なくありません。どこへ依頼すべきかは、それぞれの特徴を比較検討して決めるのが大切です。
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安さと信頼を両立。 ロレックス修理専門店を比較 【オーバーホール編】
腕時計のオーバーホール基本情報公式サイトに掲載されている費用目安をもとに、東京でより安いロレックスのオーバーホールが期待できる専門店を、主なモデル別にピックアップして比較しました。また、掲載各社は郵送依頼にも対応しています。※原則、純正部品を使用する店舗をピックアップしています。※税込・税抜については、各社にお問合せください。
オーバーホール 費用 |
専門店名 | |
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18,700円~ |
東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F
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19,800円~ |
東京都中野区中野2-11-5 吉田ビル2階
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22,000円~ ※公式HPに税表記はありませんでした |
東京都墨田区緑4-11-3 デ・リード錦糸町501
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※東京にあるロレックスオーバーホール店で検索上位表示されるうち、公式サイトでオーバーホール費用および、純正部品を使用することを明らかにしている会社を厳選。モデルによって費用は変わりますので、詳しくは各店舗にお問合せください。(2021年3月22日時点)※税込・税抜については、各社にお問合せください。