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「大切にしていたロレックスの時計が動かない」毎日使っている時計が突然動かなくなると慌ててしまいますよね。ここではロレックスの時計が動かなくなってしまう原因や対策についてまとめています。解決事例も載せているので、ロレックスの時計が動かずにお困りの人は参考にしてみてください。
突然動かくなったのには、必ず理由があります。動かなくなった箇所によって対処法が変わってくるので、どんな場所でどんな症状がでるのかまずチェックしましょう。
必ず同じ場所で秒針が止まる
異物の混入や機械の破損によってネジが回せなくなる
汗やほこりがベゼルの中に入って動きを固くする
動かなくなるのは、内部パーツが何らかの不具合を起こしている可能性が高いでしょう。研磨で修理できる場合もあれば、新品のパーツ交換しなければいけない場合もあります。
時計が止まってしまう原因を確認してみましょう。
内部パーツを円滑に動かすためには油が大切です。油が切れると動きが鈍くなって、ついには動かなくなることも。油切れが続くと無理な動き方をしてパーツそのものが破損する恐れがあります。パーツの破損は修理の料金も上がるので定期的にお店で油を差してもらいましょう。
時計が止まってしまった理由として、クォーツ式ロレックスの場合には搭載されている電池が切れていることがあります。電池交換時期は時計によって変わるので、自分のロレックスの交換時期を忘れないように気を付けましょう。
強い衝撃を受けると内部のパーツが壊れてしまうことがあるので注意が必要です。パーツが破損すると、欠片がほかのパーツの動きを止めてしまったり、ネジのすき間に入って動きを鈍くしてしまったりと、いろいろな問題が出てきてしまいます。破損した部品をすぐに修理しないと周りのパーツを傷つける恐れがあるため、異変に気付いたらすぐに修理ができるお店もしくは日本ロレックスへ相談してください。
動かなくなってしまったロレックスの修理事例を4つ紹介します。
依頼内容 | 時計が止まってしまった、手でゼンマイが巻けない |
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調整内容 |
オーバーホール パーツ交換・その他 角穴車・巻上車 |
参考費用 |
オーバーホール:24,000円 角穴車交換:9,000円 巻上車交換:9,000円 合計:42,000円 |
時計が動かなくなった原因は、内部パーツの破損でした。ネジの外れやあるべき部品の紛失など、いろいろなパーツに問題あり。汚れもひどく洗浄をしなければいけない状態です。破損した部品は交換する必要がありましたが、交換するパーツは2つだけで、どちらも部品代は9,000円。そこにオーバーホールの料金が追加されて修理料金は42,000円になりました。
依頼内容 | 時計が止まってしまった |
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調整内容 |
分解・洗浄・調整・注油・組立・点検 パーツ交換・その他 ゼンマイ・裏蓋パッキン |
参考費用 |
オーバーホール(部品交換込み):42,984円 |
時計が止まってしまい、ゼンマイを巻いても秒針が動かないという症状。オーバーホールの必要があり、分解調整とゼンマイ・裏蓋パッキン交換込みで43,780円(税込)、修理期間は約50日でした。
依頼内容 |
割れてしまったサファイアガラスの交換 動かなくなってしまった時計とクロノグラフの修理 |
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調整内容 |
オーバーホール パーツ交換・その他 サファイアガラス交換 |
参考費用 |
オーバーホール:49,680円 サファイアガラス交換:56,160円 合計:105,840円 |
サファイアガラスが破損し、時計とクロノグラフが動かなくなった状態。ガラスの破片が内部に混入している可能性があるため、オーバーホールが必要になりました。約4週間で修理は完了。
依頼内容 | 時計が動かない、ラバー製ベルトに交換したい |
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調整内容 |
分解・洗浄・調整・注油・組立・点検 研磨仕上げ パーツ交換・その他 ゼンマイ・裏蓋パッキン交換 カーティス BUBBER B(ラバーB) ベルト交換 |
参考費用 |
オーバーホール、その他:39,800円 ベルト交換:31,297円 合計:76,785円 |
時計が動いていない原因は、内部の油切れと汚れにありました。内部パーツをキレイにするためにオーバーホールを実施。ベルト交換も含めて修理期間は6週間でした。
ロレックスが動かなくなるのは、内部パーツの汚れや油切れ、外部の刺激などが理由です。対処法はロレックスが動かなくなった原因がある箇所によって変わります。ロレックスが動かなくなった状態で放置しておくと、直すのにお金と時間がかかるようになるので要注意。動かなくなったら早い段階でロレックスのオーバーホール・修理ができるお店に出すようにしましょう。
時計が突然動かなくなる事態を避けるためにも、ロレックスの定期的なメンテナンスは大切です。最低でも5年に1回はオーバーホールを受けておくと、外的要因でないかぎり、突然止まることはほとんどなくなりますよ。
価格・信頼・サービスを基準に安心してロレックスのオーバーホールができる専門店を紹介。無料の梱包キットを送ってくれ、郵送でどこからでもオーバーホール依頼ができるため、忙しくて店舗に行く時間がない方でも利用できます。もちろん見積もりは無料ですので、見積もりしてもらってオーバーホールするかどうか決めることもできますよ。
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症状で分かる!ロレックス故障の原因公式サイトに掲載されている費用目安をもとに、東京でより安いロレックスのオーバーホールが期待できる専門店を、主なモデル別にピックアップして比較しました。また、掲載各社は郵送依頼にも対応しています。※原則、純正部品を使用する店舗をピックアップしています。※税込・税抜については、各社にお問合せください。
オーバーホール 費用 |
専門店名 | |
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18,700円~ |
東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F
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19,800円~ |
東京都中野区中野2-11-5 吉田ビル2階
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22,000円~ ※公式HPに税表記はありませんでした |
東京都墨田区緑4-11-3 デ・リード錦糸町501
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※東京にあるロレックスオーバーホール店で検索上位表示されるうち、公式サイトでオーバーホール費用および、純正部品を使用することを明らかにしている会社を厳選。モデルによって費用は変わりますので、詳しくは各店舗にお問合せください。(2021年3月22日時点)※税込・税抜については、各社にお問合せください。