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ロレックスの時計を良好な状態で長く使い続けるためには、オーバーホールが重要です。しかし、その費用は決して安くありませんから、満足いく結果を得たいと考えるのは当然のことですよね。 ここでは、ロレックスをオーバーホールに出した人の体験談が載っているブログの情報を紹介しています。
ロレックスをオーバーホールに出した人は、仕上がりや金額にどんな印象をもったのでしょうか。実体験が書かれたブログをいくつかご紹介します。
車好きで他にも様々な趣味を楽しんでいるこーせーさんがロレックス・サブマリーナデイトを購入したのは2006年6月末。そこから約9年半近くたった2015年12月、初めてオーバーホールを行ったといいます。ゼンマイのもちが悪くなったり、日差が大きくなったりしていたそうです。
こーせーさんは福岡市にあるロレックスのサービスセンターを通じてオーバーホールを依頼。交換・修理が必要な箇所以外に、ぶつけて凹みができていたベゼルディスクの交換も提案され、それも含めて税込8万円弱となりました。
オーバーホール時の新品仕上げに関しては「あまり深くない傷も残っていた」と、少々物足りない結果となったようですが、「これでまた10年もつ」という趣旨の発言をしており、長く愛用する気持ちはしっかりともっているようです。
ブログ名「こーせー’sブログ」/URL http://yuuka-alise.cocolog-nifty.com/prevnote/2015/12/post-7c44.html
色々買ったり調べたりすることが好きというmiyaanさんは、ロレックス シードゥエラー購入から5年後、オーバーホールを依頼しようと日本ロレックスのサービスセンターに行ったものの、平日の日中しか開いていないため断念。
代わりにロレックス公認サービス店に行き、納得いく価格と仕上がりでオーバーホールしてもらったとのことです。ところが、そこから5年後にまた同じ店に依頼しようとすると、その店ではロレックスのオーバーホールについてはロレックスに取り次ぐ形でしか対応できなくなってしまったと、申し訳なさそうに言われたそうです。
その後、純正のオーバーホールを依頼したものの、その見積り金額やサービス内容には不満が残ったとのことでした。
ブログ名「こんなん買いましてん」/URL https://go-go-tigers.blog.so-net.ne.jp/2009-02-16-1
カメラを趣味とするHiさんは、ロレックス エクスプローラーⅡ Ref.16570を購入。しかし、購入から約15年で秒針が逆回転するというおかしな現象が起こり、初のオーバーホールを依頼することになったとのことです。
日本橋のタカシマヤにあるロレックスのサービスセンターを通じて依頼し、税別64,000円でオーバーホール完了。オーバーホールでどんな作業をするのかを知って「これはそれなりに費用がかかるのは仕方ない」とオーバーホール料金に納得した上で、今もそのロレックスを愛用しています。
ブログ名「酔人日月抄」/URL https://blog.hisway306.jp/entry/2018/04/18/080000
JRの乗り放題切符を利用しての旅などを楽しむ9800lindleyさんは、長年ロレックス デイトジャスト16234を所有しており、それを25年間も一切オーバーホールなしで使用していました。
メンテナンスしない期間が長すぎたので、オーバーホールが少々高額になることは覚悟の上で、日本ロレックスに郵送でのオーバーホールを依頼。
送付キットを送ってもらって現物を送付後1週間ほどで見積もりがきて、その後さらに数週間で、オーバーホールを終えたロレックスが9800lindleyさんの手元に戻りました。
見積もり時には防水に関する追加料金の可能性も示唆されていましたが、それはかからずに済み、戻ってきたロレックスは巻きあがり、見た目、手触りなどにおいて満足感の高い仕上がりとなっていたとのことです。
ブログ名「備忘録、記録と記憶。」/URL https://ameblo.jp/9800lindley/entry-12009383514.html
てつじんさんのブログは、まさに「趣味の宝石箱」のようなブログで、趣味系の内容が盛りだくさん。
てつじんさんは、所有するロレックスデイトジャストの調子が悪くなってきたため、日本ロレックスにオーバーホールを依頼したそうです。
オーバーホールの見積もり自体は税別84,000円と、不具合があるわりには安めの金額でしたが、防水機能にも問題があり、防水検査に通すためには、数十万の出費が加わる可能性が出てくるという趣旨の通知も入っていました。
結局、防水検査はそのままの状態でクリアできましたが、次回のオーバーホール時は大きな出費を覚悟しなければいけないかもしれないとのこと。その点では不安がありますが、今のところオーバーホールの仕上がりには満足しているようです。
ブログ名「レゴ箱 -LEGO BOX-」/URL https://lego-box.net/notes/9311/
mayapさんのブログでは、日々の生活に役立つサービスや商品などの情報が多く発信されています。
そんなmayapさんが、購入後10年以上経ったロレックス サブマリーナデイト(16610)のオーバーホールを依頼したのは、時計修理の千年堂。
申し込みキットに時計が傷つかないための配慮がなされていたことや、実際のオーバーホール料金が見積りよりも安く済んだこと、そして仕上がりもかなり良かったとのことで、総合的に非常に満足度の高い結果となったようです。
ブログ名「mayapの雑記」/URL http://srm23.blog68.fc2.com/blog-entry-71.html
ロレックスのオーバーホール依頼に関するブログを見比べると、一部には「新品仕上げに期待大だったが、思ったほど傷が消えてなくてがっかりした」などという声もあるものの、動作などを中心とした総合的なオーバーホールへの評価は、なかなか高いといえます。
オーバーホールの依頼先は、日本ロレックスまたは修理専門店の2種類に分かれていますが、修理専門店に依頼した人の満足度は思った以上に高く、「修理専門店は単にオーバーホール料金が安いというだけでなく、安全性も十分にある」ということもみえてきました。
オーバーホールについて「純正でなければ気が済まない」というこだわりが特になければ、修理専門店への依頼も視野に入れてみることをおすすめします。
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安さと信頼を両立。 ロレックス修理専門店を比較 【オーバーホール編】
腕時計のオーバーホール基本情報公式サイトに掲載されている費用目安をもとに、東京でより安いロレックスのオーバーホールが期待できる専門店を、主なモデル別にピックアップして比較しました。また、掲載各社は郵送依頼にも対応しています。※原則、純正部品を使用する店舗をピックアップしています。※税込・税抜については、各社にお問合せください。
オーバーホール 費用 |
専門店名 | |
---|---|---|
18,700円~ |
東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F
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19,800円~ |
東京都中野区中野2-11-5 吉田ビル2階
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22,000円~ ※公式HPに税表記はありませんでした |
東京都墨田区緑4-11-3 デ・リード錦糸町501
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※東京にあるロレックスオーバーホール店で検索上位表示されるうち、公式サイトでオーバーホール費用および、純正部品を使用することを明らかにしている会社を厳選。モデルによって費用は変わりますので、詳しくは各店舗にお問合せください。(2021年3月22日時点)※税込・税抜については、各社にお問合せください。