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ロレックスの時間が遅れる原因は?対策するには?解決事例を出しながら、いろんな疑問にお答えします。
「うっかり落としてしまってから、1日に1時間以上もズレている」
「5年間愛用していた時計がいつの間にか遅れていた」
「時計の時間を調整しても遅れが直らない」
このような症状はなぜ起こるのでしょうか?
時間が遅れる原因は実にさまざまです。ゼンマイの不調や電池残量不足などがあげられますが、
このページでは代表的な4つのパターンを説明します。
長年にわたって愛用していると、潤滑油が変質して、油汚れで歯車がきれいに回らずに時間がズレます。また歯車は、人が操作して力が加わる部分のため、欠損を起こしやすい部品です。誤って時計を落としたことのある場合は、落下した衝撃でゼンマイの中心がズレてきちんと機能しなくなることがあります。
さらに気を付けてほしいのは、「磁気帯び」です。スマホやPCには磁力があり、この磁力が時計のゼンマイに影響するため、時計の精度が落ちてしまいます。
潤滑油は3~4年のスパンで変質します。変質する前にオーバーホール(分解掃除)に出しましょう。油汚れも同様です。
時計はあくまで消耗品。部品が壊れる可能性は十分にあります。大きな衝撃を与えないように大切に保管しましょう。保管する場所にも注意!スマホやPC、電子レンジや冷蔵庫の蓋など、磁気を帯びている物の近くはNGです。
依頼内容 | 時間が遅れる、ベルト交換 |
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調整内容 | ベルト調整・ひげゼンマイのカタふり調整 |
パーツ交換・その他 | ベルト |
参考費用 | ベルト修理:18,000円 ひげゼンマイのカタふり調整:5,000円 合計:23,000円 |
依頼内容 | 時間が遅れる |
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調整内容 | 分解・洗浄・調整・注油・組み立て・点検 |
パーツ交換・その他 | パッキン・ゼンマイ |
参考費用 | 合計:42,984円 |
今回紹介した事例の原因は、油切れ、ゼンマイの消耗、パッキンの劣化、ベルトの破損でした。ベルトの破損に関しては、強い衝撃を与えてしまったり、使い込むことで壊れてしまうので、大切に扱うことが大切です。
また、油切れになると歯車の動きが鈍くなるほか、サビが出てほかの部品を巻き込んでしまいます。ロレックスの時間が遅れる症状に悩まされる前に定期メンテナンスする必要があるようです。部品交換をするよりもコストがグンと下がりますよ。
結局のところ、時間が遅れないようにするにはどうすればいいのでしょうか?答えは「定期的なオーバーホール」です。今回紹介したように、油切れによって動きが鈍くなったり、サビついたりするトラブルは、定期的なメンテナンスによって防げるものがほとんどです。
ロレックスは大体3~5年に1回のメンテナンスが目安となっています。ロレックスは部品の交換にも高い費用がかかるもの。定期的なメンテナンスをして修理費がかからないようにしておくことをおすすめします。
時間が遅れてしまっただけでも、状態が悪くて部品交換が必要になると、高額なオーバーホール費用が掛かることがあります。丁寧に扱っていても、いつの間にか時間がずれているというケースもありますので定期メンテナンスを怠らないようにしましょう。当サイトではリーズナブルで技術面も信頼できる修理専門店をまとめました。郵送で見積もり(無料)も依頼できますので、定期メンテナンスの際に利用してみてはいかがでしょうか。
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安さと信頼を両立。 ロレックス修理専門店を比較 【オーバーホール編】
症状で分かる!ロレックス故障の原因公式サイトに掲載されている費用目安をもとに、東京でより安いロレックスのオーバーホールが期待できる専門店を、主なモデル別にピックアップして比較しました。また、掲載各社は郵送依頼にも対応しています。※原則、純正部品を使用する店舗をピックアップしています。※税込・税抜については、各社にお問合せください。
オーバーホール 費用 |
専門店名 | |
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18,700円~ |
東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F
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19,800円~ |
東京都中野区中野2-11-5 吉田ビル2階
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22,000円~ ※公式HPに税表記はありませんでした |
東京都墨田区緑4-11-3 デ・リード錦糸町501
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※東京にあるロレックスオーバーホール店で検索上位表示されるうち、公式サイトでオーバーホール費用および、純正部品を使用することを明らかにしている会社を厳選。モデルによって費用は変わりますので、詳しくは各店舗にお問合せください。(2021年3月22日時点)※税込・税抜については、各社にお問合せください。