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日本ロレックス | 52,272円~ |
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時計修理専門店 | 25,300円~ |
防水性能が高い、ロレックスのサブマリーナー。基本的にメーカーのオーバーホールは時計の「価格」に応じて費用が高くなる傾向にあるため、比較的リーズナブルな部類に入るサブマリーナーではそれほど高額の費用は請求されないようです。
時計修理専門店でのオーバーホール費用は、「作業内容」が複雑になるほど費用が高くなるのが一般的です。防水性能の高いサブマリーナーを扱うには高い技術力が必要となるため、オーバーホール費用もやや高くなる傾向があります。
1970年より高級時計の修理を続けてきたという、長い歴史を持つカナルクラブ。オーバーホールについては、費用が高額にならないよう部品交換を極力減らすことで、理想的なメンテナンスサイクルを提案。オーバーホール後の時計の扱い方についても、正しい知識を提供してくれます。サブマリーナーの修理実績も多く、安心してオーバーホールをまかせられる専門店です。
サブマリーナーのオーバーホール料金 | サブマリーナーの料金は公式HPにありませんでした。 【参考】 デイトジャスト(リファレンスナンバー5ケタ)18,700円~ デイトジャスト(リファレンスナンバー6ケタ)22,000円~ デイデイト24,200円~ |
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サブマリーナーのオーバーホール事例 | 【サブマリーナー16610T】 定期メンテナンスでの依頼を受けた例です。使用時はとくに不具合を感じなくても、分解してみると部品の取り換えが必要になるケースもあります。部品交換が予定外に発生した場合は、修理店側からこのままオーバーホールを進めても良いかどうかの確認連絡が来ます。信頼できる修理店を選べば、知らないうちに修理代が高額になるという事はありません。 【料金】 基本オーバーホール 部品交換(パッキン・ガラスパッキン・ゼンマイ・調整) 合計:40,700円 |
サブマリーナーのオーバーホールの口コミ | 少し見積もりに時間がかかったものの、かなり安くオーバーホールできたので満足しています。また、サブマリーナーを店頭に受け取りに行った際、店員さんが今後の扱い方を丁寧に教えてくれました。初めて知ることも多く、参考になることばかりだったので、次回もぜひ利用したいです。 |
所在地 | 東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F |
郵送 | 郵送可能 ※無料梱包キットあり |
見積もり | 無料 ※正式依頼前のキャンセル無料 |
※価格は、2021年10月の情報です。
中古で購入したロレックスの時計をカナルクラブさんでオーバーホールしたら、返ってきた時に傷を見つけて、そのショックでカナルクラブさんに責任があるわけでもなかったのにクレームを入れてしまいました。そもそもどの時点で付いていた傷なのかも分からなくて、カナルクラブさんにとっては理不尽だったと思います。それでも、真摯に対応してくれて、気になる部分のケアまでしていただけました。今回で3回目のオーバーホールでしたが、本当にお世話になっていて、次の機会にもよろしくお願いします。
26年前に大学を卒業して就職した年に、初めてのボーナスで買った腕時計のオーバーホールをお願いしました。とても大切な時計で、ずっと使ってきた愛用品です。今回で2回目の依頼でしたが、カナルクラブは本当にコストパフォーマンスが良くて、正規店へ依頼するよりも明らかにお得だと思います。費用が安いからといって作業が適当になることもなく、作業後にメンテナンスに関して色々と情報をもらえた点にも感謝しています。次にオーバーホールをお願いする際にも、ぜひカナルクラブへ依頼したいといえるお店です。
時計修理技術者の採用・育成に力を入れている時計修理専門店CIEN(シエン)。オーバーホールの技術はもちろんのこと、オーバーホール後の研磨作業にも専任の技術者をつけているのが特徴です。研磨の際に加減を誤ると時計の形が変わってしまうケースもありますが、シエンでは研磨を極めた職人が担当してくれるため、美しい仕上がりが期待できます。
サブマリーナーのオーバーホール料金 | 25,300円~ ※部品交換が発生した場合は追加料金あり |
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サブマリーナーのオーバーホール事例 | 【サブマリーナーデイト16610】 文字盤が青い、通称「青サブ」と呼ばれるサブマリーナデイトのオーバーホール事例。精度が遅れるようになってきたという症状がありましたが、原因はムーブメント内の油切れでした。また、ゼンマイ劣化による振弱、パッキンにも劣化が見られたので交換対応しています。 【料金】 オーバーホール:25,300円 新品仕上げ(セット価格):8,800円 パッキン(チューブパッキン・裏蓋パッキン):2,750円 ガラスパッキン:2,750円 ゼンマイ:5,500円 合計:45,100円 |
サブマリーナーのオーバーホールの口コミ | ROLEX無事到着致しました。ピカピカになって帰って来てびっくりです。精度のほうも今現在計測中ですが、今のところおそらく日差一、二秒かと思われ、以前の日差30秒進より、かなり正確に時を刻んでくれています。この度はお世話になり、ありがとうございました。 |
所在地 | ・東京:東京都新宿区西新宿6-10-1 新宿オークシティ 日土地西新宿ビル8F サーブコープ内 ・大阪:大阪府大阪市北区豊崎3-10-2 I&F (アイアンドエフ)梅田205 |
郵送 | 郵送可能 ※無料梱包キットあり |
見積もり | 無料 ※修理をキャンセルする場合の送料は利用者負担 |
※価格は、2021年10月の情報です。
シエンへ預けていたロレックスのエクスプローラーが昨日に戻ってきました。こちらが期待していた以上に綺麗な仕上がりで、本当に驚いています。まるで、新品を改めて購入したような気分です。これからも大切に愛用していこうと思えました。このたびは本当にありがとうございました。
ついさっき時計が手元に届きました。今回のロレックスのオーバーホールでは、新品仕上げまではお願いしませんでしたが、それでもある程度の磨きはしていただけたのか、本当にピカピカで綺麗な仕上がりです。職人さんが丁寧に作業してくれていたんだと伝わってくるようですね。もしもまたオーバーホールをお願いしたい場合は、やはりシエンさんへお願いしたいと思います。
今回はオーバーホールを行っていただいて、本当にありがとうございました。インターネット上でのやりとりのみで、もしかして騙されたらどうしようかという不安もありましたが、本日、無事に時計が届いて安心しています。近々、他にもオーバーホールを予定している時計がありますので、その時もまたシエンさんにお願いしたいと考えています。その節はよろしくお願いしますね。
サブマリーナーの修理実績を多数公開している宝石広場。古いモデルから新しいモデルまで、幅広く対応している専門店です。見積もり無料で、キャンセル時の送料もかからないのが嬉しいポイント。年間6,000本(2021年2月時点)の時計修理を行ってきたという実績があり、特殊な時計修理にも柔軟に対応してくれます。
サブマリーナーのオーバーホール料金 | 27,000円~ ※部品交換が発生した場合は追加料金あり |
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サブマリーナーのオーバーホール事例 | 【サブマリーナー14060M】 数年前に止まった状態で放置されていたサブマリーナーのオーバーホール依頼。止まってしまった原因はゼンマイ切れでした。ゼンマイ切れの衝撃によってほかの部品にも影響がないかを確認しましたが、大きなダメージはなし。基本のオーバーホールとゼンマイ交換で対応できました。 【料金】 オーバーホール ゼンマイ交換 合計:33,500円 |
サブマリーナーのオーバーホールの口コミ | サブマリーナーのオーバーホールに関する口コミは見つかりませんでした。 |
所在地 | 東京都渋谷区宇田川町28-3 A2ビル4F |
郵送 | 郵送可能 ※無料梱包キットあり |
見積もり | 無料 ※見積もり後のキャンセル・送料無料、メーカー見積りの場合は費用が発生する場合あり |
※価格は、2021年10月の情報です。
以前にロレックスの公式サイトで製品紹介を見て以来、ずっと忘れられず探していた時計がありました。すでに生産が終わっていたシリーズで簡単に出会うことはできませんでしたが、宝石広場さんに在庫があるということを広告で知って、迷わず購入を決めました。本当に素敵な時計で大満足です。また、改めて店舗で店員さんに対応していただいたところ、とても親切に接していただいて、次もまた宝石広場さんを利用したいと素直に思えます。
ロレックスの116500LN(白文字盤)を探していたところ、宝石広場さんで見つけて購入しました。他にも色々な店舗を検討しましたが、宝石広場さんを選んだ決め手は、コストパフォーマンスの良さです。費用的にお得なのに、品質にも納得できて、ここで購入するしかないと決めました。単に価格が安かっただけであれば選んでなかったと思います。また、担当してくれたスタッフさんなどが本当に素敵な方々で、説明も分かりやすくて感謝しています。次のロレックスも検討していますので、その際はぜひお願いします。
時計修理工房(有)友輝は、グローバルスタンダードのロレックス修理を国内の誰もが受けられるようにと技術を提供し続けている、ロレックス修理の専門店です。実際にロレックスの修理作業を担当する職人が見積や説明を対応するため、料金の説明や顧客の要望について正確に回答できることが重要です。また、デッドストック部品も複数取りそろえており、1970~1980年代のロレックスなど古いモデルでも丁寧に対応してもらうことができます。
サブマリーナーのオーバーホール料金 | 34,650~40,150円 |
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サブマリーナーのオーバーホール事例 | 【サブマリーナー Ref.126610LN】 サブマリーナ(Ref.126610LN)のオーバーホール事例です。通常のオーバーホールに加えて、経年劣化が進んでいたゼンマイも合わせて交換・調整されました。また、歯車芯についても研磨作業を行うことで、全体の機構のバランスや動作が調整されています。公式サイトの事例写真ではガラス面も美しく整えられている様子が見て取れました。 【料金】 基本オーバーホール・ゼンマイ交換・歯車芯研磨 合計:39,050円 |
所在地 | 東京都文京区湯島(住所非公開) |
郵送 | 郵送可能 ※配送パックあり |
見積もり | 無料 ※事前概算見積システムあり |
※価格は、2021年10月の情報です。
前年にロレックスのエクスプローラーのオーバーホールをお願いして、その際に技術力の高さや誠実さに信頼できると感じました。今回は別のロレックスをお願いすることになりましたが、以前と同様にリーズナブルな価格帯でありながら、丁寧な対応を行ってくれて感動しています。また郵送に必要な専用ボックスも迅速に届きました。
このたびは友輝にロレックスを預けてオーバーホールをしてもらい、驚くほど美しい状態に仕上げてもらいました。また、時計の操作感が見違えるほどスムーズになっていて、時計の針の動き出しもなめらかになりました。購入した時点から不調を感じることがあったからこそ、オーバーホールでむしろ購入時よりも調子が良くなった気がします。
日本全国を対象エリアとして、ロレックスなど特別な腕時計のオーバーホールや修理を専門的に行っている店です。遠方の人でも利用できるよう無料の宅配パックが用意されており、見積やキャンセル料が全て無料という点も見逃せません。入手可能な部品は全て純正品によって対応される他、顧客に安心してもらえるようにと修理作業を行った後は1年間の修理保証がつくこともポイントです。また、見積金額に対する追加料金等は一切発生しません。
サブマリーナーのオーバーホール料金 | 外国製腕時計のオーバーホール 3針タイプ:18,000円~ クロノタイプ:30,000円~ |
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サブマリーナーのオーバーホール事例 | 【サブマリーナー】 20年以上も愛用されていたロレックスのサブマリーナーが動作不良を起こしたとして、修理とオーバーホールを依頼された事例です。秒針が動かなくなっていましたが修理後は正常に作動するようになり、腕時計の表面もブレス磨きによって小傷が補修され、美しく整えられました。顧客から感謝の声が届いている満足度も重要です。 【料金】 金額不明 |
所在地 | 大阪府大阪市西区阿波座1-7-12 東新ビル4F |
郵送 | 郵送のみの受付対応 ※無料の宅配パックあり |
見積もり | 無料 ※正式依頼前のキャンセル無料 |
※価格は、2021年10月の情報です。
初めて匠工房へロレックスのサブマリーナーデイトをお任せしました。最初に電話した時から丁寧な対応してもらえ、費用も見積金額と違いなく安心できました。リューズがきちんと動かないなど不備があって高額な料金も覚悟していましたが、実際は思っていたよりもずいぶんと安く済んで、時計も無事に戻ってきて満足しています。
二十数年の間、ずっと愛用していたサブマリーナーですが、秒針が動かなくなってしまっていて困っていました。今回、匠工房へ時計の修理を依頼しましたが、時計の状態が正常になっただけでなく、時計の外観もブレス磨きで綺麗になっていて大いに満足しています。匠工房は、次に何かあった際もお任せしたいと思える業者です。
ラビットフットには日本ロレックスで時計修理を担当していたOB技術者が所属しており、オフィシャルな環境で培われた修理技術を提供してもらえることが特徴です。また、可能な限り部品交換を行わず、研磨などの調整によって対応することでコストを抑え、顧客の費用負担を軽減してくれる取り組みも重要でしょう。無料見積は最短1週間で金額を提示してもらえるため、修理を依頼するかどうか速やかに判断しやすいこともポイントです。
サブマリーナーのオーバーホール料金 | 【ロレックスの参考料金】 クォーツ (2・3針):15,000円~ 手巻:18,000円~ 自動巻 (2・3針):20,000円~ クロノグラフ:37,000円~ |
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サブマリーナーのオーバーホール事例 | 【サブマリーナー16613BL】 ブルーの文字盤にゴールドが映える、サブマリーナーのコンビモデルのオーバーホール事例です。リューズの操作不良があった他、全体的に目立つ傷などがあって修理・オーバーホールと仕上げ作業を依頼された事例です。分解清掃が行われ、さらに劣化したパッキン類が交換されました。リューズの操作不良はリューズ巻芯の交換によって対応され、最終的に新品仕上げとして全体の磨き作業が行われています。 【料金】 基本オーバーホール 部品交換(パッキン・リューズ巻芯) 新品仕上げ 合計:41,800円 |
所在地 | 東京都台東区上野5-25-6 西尾ビル1F |
郵送 | 郵送可能 ※無料配送キットあり |
見積もり | 無料 ※正式依頼前のキャンセル無料 |
※価格は、2021年10月の情報です。
御徒町には時計の買取などを行っているお店がいくつもあり、どれを選ぶべきか悩んでしまいますが、色々とお店を回って確認した結果、ラビットフットさんが私にとっては最もお得感と信頼感を抱けるお店だと分かりました。担当してくださったスタッフさんも人柄の良さを感じさせてくれる人で、お店を探すならラビットフットにすると決めています。
ロレックスの純正パーツを使った
安くて信頼できるオーバーホール店を比較
サブマリーナーの代表的な故障例と、どうしてその症状が起きてしまうのかの原因・対処法などについてまとめました。比較的起こりがちな症状ですので、ぜひ参考にしてみてください。
空回りによって時刻合わせができなくなる故障は、サブマリーナーではよくみられる症状です。その大きな要因は、サブマリーナーが大型のリューズを採用しているため。リューズが大きければ、そのぶん歯車に伝わる力も大きくなります。そこに油切れが加わると大きな負荷がかかり、やがて欠落や破損が起こるというワケです。この場合はオーバーホールとともに、歯車の研磨や必要パーツの交換で対処できました。
自動巻きムーブメントを搭載しているサブマリーナーは、通常なら毎日使用し続けることでゼンマイが巻き上げられ、基本的には次の日の朝でも動いているはずです。毎日使っているのに翌日の朝止まっている場合、原因のひとつとなるのが油切れ。時計の動力を伝達する歯車の潤滑が悪くなることで、時計が止まりやすくなってしまうのです。油切れであれば、基本のオーバーホールで対処できます。
時計が止まってしまう原因はいくつかありますが、代表的なものとして「ゼンマイ切れ」が挙げられます。ゼンマイ切れを起こしている時計は、リューズを回しても空回りするような異音がして、抵抗が弱くなるという特徴を持っています。これは、ゼンマイが破損して動力を蓄えられない状態になっているためです。この場合、ゼンマイを交換する必要があります。
ロレックスの時計では、ときどきリューズを引けなくなるという不具合が発生します。この原因は、内部の歯車の噛み合いに不具合が発生している可能性が高め。歯車が破損している場合は交換対応となりますが、簡単な調整だけで解消することもあります。
ロレックスのオーバーホールを依頼する場合、基本的には専門業者にお願いすることになるはずです。その際、依頼先の業者は大きく分けて二つに分けられます。正規の修理業者か、民間の修理業者かです。それぞれにメリット・デメリットがあるので、どのような修理を望むかによって依頼先を選ぶようにしましょう。
日本における正規の修理業者は、「日本ロレックス」です。東京・丸の内にサービスセンターがあり、現物を持ち込む、あるいは郵送で依頼をすることになります。公式サイトから依頼をすることで、梱包キットを無料で届けてくれるので、遠方の方でも依頼できる工夫がされています。
正規修理業者を利用する最大のメリットは、技術力が担保されていることです。ロレックスから認定を受けた職人が修理に携わるので、一定以上のレベルがあり、確実にオーバーホールをしてもらえることでしょう。また、パーツに関しても代替品ではなく自前のパーツを使用するので、完全な正規品という状態を維持できます。修理後には正規修理保証書が発行されるため、本物のロレックスの時計であると証明可能。発行から1年以内の正規修理保証書があれば、買取の際の値段が優遇されることもあるようです。
一方、正規修理業者を利用する最大のデメリットと言えるのが、料金が高額になることです。正規の修理代に交換するパーツ代も含むと、総額が10万円を超えることもあります。お金をかけてでもきちんとした状態を維持して長く使いたいとお考えであれば問題はなさそうですが、そうでなければオーバーホールのたびに大きな出費を覚悟しなければいけなくなるでしょう。
民間修理業者は、ちまたで修理やオーバーホールなどを受け付ける時計店などになります。正規業者と比較したときに最大のメリットとなるのが、修理代が安く抑えられること。金額的には、正規業者に依頼したときと比べ、50~70%程度の費用で済むケースが多いようです。
技術料の設定を抑えているだけでなく、故障して交換が必要なパーツに関しても、正規品ではない代替品を用いることでコストを抑えてくれているようです。
一方で、民間の修理業者だと技術力が分からないことが不安材料かと思います。場合によっては、オーバーホールを頼んだのに状態が悪化してしまう可能性も。また、依頼した職人の技術が足らず、他の職人を頼った場合には、取り次ぐ分余計に時間がかかるケースもあるでしょう。民間修理業者に依頼する際は、依頼先に優秀な職人がいるかどうかが極めて重要になります。
民間の業者にオーバーホールをお願いするのであれば、以下のような点に注目した上で、依頼先を選ぶようにしましょう。
技術力を資格などで証明しているのはもちろんですが、規模についてもある程度大きいところに頼むのが無難です。ロレックスは高価な時計なので、オーバーホールで交換するパーツ代も、比較的高価になります。それをスムーズに入手するためには、ある程度の資金力が必要だからです。また、町の時計屋さんなどに優れた職人がいることもありますが、それを見極めるのに有効なのが口コミです。口コミで高評価のところは、ある程度信頼してもいいかもしれません。
ロレックスのオーバーホール周期は、おおよそ3〜4年に1回となります。故障してからでなく、正常に動いている状態のときから定期的にメンテナンスに出すことによって、修理代を抑えられるだけでなく、より長く時計を使用していくことにつながっていくでしょう。
こちらでは一般的なオーバーホールの工程の流れを紹介しています。店舗によって異なるケースもあるので、気になる店舗がある場合には、事前に流れを確認するようにしましょう。
ロレックスのオーバーホールを依頼する場合、まずロレックスの修理店へ時計を預ける方法を確認します。店頭への持ち込みが必要な店があれば、あらかじめ郵送キットが用意されていることもあり、自分にとって利便性の高い方法を選択しましょう。
ロレックスのオーバーホールや修理について費用の見積書を作成してもらいます。
どのような作業が必要になるのか、どの部品を交換するのかなどで作業内容や費用総額が変わってしまうため、最初にきちんと時計の状態を確認した上で見積書を作成してくれる修理店を選ぶことが賢明です。
なお、公式ホームページではオーバーホールの基本料金が明示されているケースも少なくありません。きちんと見積書を取得して追加費用の有無についても問い合わせた上で、依頼をするのか検討をしましょう。
見積もり内容に納得すれば、改めて正式に作業を依頼します。ロレックスのオーバーホールでは、まず時計を分解して、時計用超音波洗浄機などを使って内蔵部品を清掃します。
この時、劣化が進んでいる部品や損耗している部品があれば、新しい部品へ交換することも必要です。
洗浄や清掃、交換が完了すれば、再び部品を組み立てて時計を元に戻さなければなりません。
ロレックスは精密な構造によって作られている時計であり、組立時に不具合があれば単に時間が遅れるだけでなく、部品に過度な負担がかかって故障リスクを増大させてしまいます。そのため、必ず信頼できる時計職人に任せましょう。
また、部品ごとに適切な油類や油量が異なるため、ロレックスのサブマリーナーの年代や種類に応じた作業を行えるかどうかも重要です。
時計が組み上がっている状態で専用機器を使い、精度調整を行います。仮に精度に問題が認められれば、再びオーバーホールを行ってもらいます。
オーバーホールでは内部機構だけでなく、外装についてもチェックすることが一般的です。外装洗浄では汚れやゴミを除去する他にも、細かな傷を磨いて処理するといったことが行われます。
また、部品に亀裂などが認められた場合、防水性の低下や故障リスクの増大にもつながるため、合わせて部品を交換することが望ましいでしょう。
防水性や精密性、動作時間など総合的な検査を行います。検査にはそれぞれ適切な機器が使われた上で、一定期間のランニングテストが必要となるため、時計の引き取りまでどれくらいの時間がかかるのかは最初に確認しておきましょう。
最終チェックに受かった時計は、依頼時に選択した方法で返却されます。精算についても併せて確認しておき、適切な支払い方法で料金を支払います。郵送返却や代引きを利用する場合の送料や手数料についても問い合わせておくとよいでしょう。
ロレックスのサブマリーナーに使われているムーブメント(時計の心臓部)は、温度変化に強く、磁力耐性がある高品質なもの。大きなダメージを受けなければ、半永久的に高精度を保てると言われています。
また、サブマリーナーは人気が高く、古いモデルは市場価値も高い傾向があります。古いモデルを良い状態でキープするには、オイル切れ・劣化による部品のダメージを防ぐことが大切。3~5年に一度は、オーバーホールに出すことをおすすめします。
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安さと信頼を両立。 ロレックス修理専門店を比較 【オーバーホール編】
正規店より安い!?専門店のモデル別・ロレックスオーバーホール事例と費用公式サイトに掲載されている費用目安をもとに、東京でより安いロレックスのオーバーホールが期待できる専門店を、主なモデル別にピックアップして比較しました。また、掲載各社は郵送依頼にも対応しています。※原則、純正部品を使用する店舗をピックアップしています。※税込・税抜については、各社にお問合せください。
オーバーホール 費用 |
専門店名 | |
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18,700円~ |
東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F
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19,800円~ |
東京都中野区中野2-11-5 吉田ビル2階
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22,000円~ ※公式HPに税表記はありませんでした |
東京都墨田区緑4-11-3 デ・リード錦糸町501
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※東京にあるロレックスオーバーホール店で検索上位表示されるうち、公式サイトでオーバーホール費用および、純正部品を使用することを明らかにしている会社を厳選。モデルによって費用は変わりますので、詳しくは各店舗にお問合せください。(2021年3月22日時点)※税込・税抜については、各社にお問合せください。