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ロレックスのオーバーホールの内容によっては、価値が下がることもあります。このページではオーバーホールによるロレックスの価値について解説していくので、オーバーホールを検討中の方は参考にしてください。
ロレックスは3~5年の頻度でオーバーホールを行うように推奨しています。
上記のような内容でオーバーホールが行われます。希望すれば外装の新品仕上げなども施してくれるため、ロレックスを長く使用し続けることができるでしょう。これらのオーバーホールが行われれば、査定額アップに繋がります。
ただしオーバーホールは、それなりの費用がかかります。そのため査定額によっては損をすることも。たとえばオーバーホールをするか、しないかの査定額の差が2万円だったとすると、オーバーホールの費用が2万円以上かかれば損になり、2万円未満であれば得になるということです。損をしないためにも事前に査定を受けた上で、オーバーホールをするかどうかを考えた方が良いでしょう。
20年以上前のロレックスは、アンティーク時計が好きな方にとっては非常に人気があります。アンティークのロレックスは針や文字盤のインデックスが茶色になっているモノがあり、1997年ほど前に使用されていたトリチウムという塗料の影響による色味です。トリチウムは放射性物質なので、そのあとはルミノバという半永久的に光る塗料が使用されるようになっています。今保有しているロレックスのインデックスが暗い場所で光らない場合はトリチウムが使用されている可能性が高いでしょう。またT<25という表記が6時あたりに記載されてあれば、トリチウムの可能性が大です。
こういったアンティークの時計をオーバーホールに出せば、文字盤や針は交換され、交換を断ればオーバーホールも断られてしまうでしょう。なぜなら古いトリチウムの塗料の欠片が時計の内部に入り込んでしまい、故障の原因になってしまうからです。
そのためトリチウムが使われているようなアンティークの時計は、当時のままの状態の方が好まれるケースが多く、オーバーホールをしてしまえば市場の価値が一気にダウンしてしまうので注意しましょう。少しでも高値で売りたいと考えているのであれば、極力オリジナルのまま保有しておいてください。
ロレックスを購入したときにあった付属品はすべて用意しましょう。箱・保証書・説明書・余った部品などが揃ってある方が査定額は高くなりやすいです。メーカー保証の期間が超えていたとしても、付属品としての価値は十分に残ります。場合によっては、付属品の有無で数万円から数十万円以上も査定額が変わることもあるでしょう。
ロレックスに限ったことではありませんが、汚れをそのままにしておけば査定額にマイナスの影響を及ぼしかねません。自分自身で構わないため汚れなどは綺麗に取り除き、見た目を良くしておくことが大切です。
実はロレックスのような高級時計の場合、売るタイミングによって大きく査定額が変動します。たとえばボーナス前のタイミングは買取価格が高くなりやすいため、少しでも高値で売りたい方にオススメのタイミングです。まずは買取相場を事前にチェックし、どの程度の価値が付いているのか確認してみましょう。
時計の専門店や質屋、リサイクルショップなど、ロレックスの時計を売却するお店はさまざまです。どこも同じような査定額を提示するわけではなく、お店によって査定額は大きく変わっていきます。そのため複数の店舗に査定を依頼し、一番高値で買い取ってくれるところを見つけましょう。
公式サイトに掲載されている費用目安をもとに、東京でより安いロレックスのオーバーホールが期待できる専門店を、主なモデル別にピックアップして比較しました。また、掲載各社は郵送依頼にも対応しています。※原則、純正部品を使用する店舗をピックアップしています。※税込・税抜については、各社にお問合せください。
オーバーホール 費用 |
専門店名 | |
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18,700円~ |
東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F
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19,800円~ |
東京都中野区中野2-11-5 吉田ビル2階
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22,000円~ ※公式HPに税表記はありませんでした |
東京都墨田区緑4-11-3 デ・リード錦糸町501
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※東京にあるロレックスオーバーホール店で検索上位表示されるうち、公式サイトでオーバーホール費用および、純正部品を使用することを明らかにしている会社を厳選。モデルによって費用は変わりますので、詳しくは各店舗にお問合せください。(2021年3月22日時点)※税込・税抜については、各社にお問合せください。