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デイトナのオーバーホール事例

ロレックスの数あるモデルのなかでも、圧倒的な人気を誇るデイトナ。ここでは、そんなデイトナのオーバーホールにかんする情報を紹介していきます。

ロレックスにおけるデイトナの位置づけをはじめ、デイトナでよくある故障例、オーバーホール・修理費用の一例、とくに人気の高いモデルの特徴などについてまとめています。

デイトナの故障例と対処法

まずは、デイトナでよく見られる故障・症状とその原因、対処法などについてご紹介します。所有するデイトナが同じ故障、もしくは類似する症状の方は、参考してください。

【症状】針が回せない

原因
小鉄車のゆるみ
対処法
かしめ直しで対応

針回しができない症状の場合、油切れが主な原因です。油切れによって針回しが重くなり、その結果、小鉄車やツヅミ車の歯が欠落して、かしめが緩んでしまいます。部品交換が必要なケースもありますが、悪化していなければかしめ直しで対処できます。基本的には油を補充してあげることで解決できる症状ですので、定期的なオーバーホールを実施していれば、まず回避できるでしょう。

【症状】ローターの連れ回り

原因
切換車の油渇き
対処法
オーバーホール、ヒゲゼンマイの交換

ローターの連れ回りを引き起こしてしまうのは、切換車が油渇きを起こすと正しく機能しなくなることが主な原因。オーバーホールで油渇きを解消してあげることで、ローターの連れ回りもなくなります。このケースでは強い衝撃によってヒゲゼンマイがダメージを負っていたため、そちらの交換もしています。衝撃によってヒゲゼンマイの中心がズレれてしまうと、時計の精度に大きな狂いが生じるため、デイトナにダメージを与えた覚えがあればオーバーホールでチェックしてください。

デイトナ【型番:116519】のオーバーホール事例

故障内容
ガラスの破損、および時計・クロノグラフが動かない
原因と対処
ガラスが割れ、その破片が機械内部と文字盤にまで入り込んでいる状態。一度、分解、洗浄し、ガラスの破片を取り除きます。そのうえでロレックス純正品のガラスを交換して組み立てて対応。
参考費用
オーバーホール49,680円+サファイアガラス交換56,160円→105,840円

デイトナ【型番:116519】の詳細情報

基本的なスペックは、オーソドックスなデイトナとほぼ変わらないデイトナ【型番:116519】。もっとも大きな違いは、ブレスにあります。

ムーブメント 自動巻きクロノメーター
機能 デイトジャスト機構(日付の早送り機能付き)、秒針停止機能による正確な時刻設定、大型インデックス、ハック機能
パワーリザーブ 72時間
ケース 40mm(径)×12.5mm(厚)
素材 ホワイトゴールド、レザー(ブレス)

デイトナ【型番:116519】はブレスがレザー製。高級感をしっかりと醸し出しながらも落ち着いたブラックのレザーは、どのようなシーンで身につけても存在感を主張しすぎることなく、違和感がありません。そのため、ビジネスやプライベート、フォーマルなど、時と場所を選ばずに着用できると人気のモデルとなっています。

前モデルであるデイトナ【型番:16519】からの変更点でいうと、ムーブメントがCal.4030からCal.4130になったほか、パワーリザーブを54時間から72時間に強化。ハック機能も搭載され、力強いモデルへと進化しています。

また、デザイン面でもインダイヤルが中心から7度上に移動、秒針が6時の位置に、12時間積算計が9時の位置に移動したほか、インデックスも大型化して夜光面積が広がったなどの変更がありました。さらに、6時位置にはクラウンの透かしが入り、よりラグジュアリー感もアップ。レザーブレスとともに、使えば使うほど腕になじむ人気モデルです。

ロレックスのオーバーホールができる
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デイトナとは【ロレックスの基礎知識】

2017年現在、17種類の現行モデルがラインナップされているデイトナ。過去に製造されていた18モデルを含めると、これまでに35モデルが世に送り出されてきました。なかでも、いまから40~50年前に製造されたモデルは市場価格も右肩上がりで、人気が衰えることを知りません。そんなヴィンテージモデルとして人気の高い生産終了モデルもあわせ、その型番を一覧にまとめてみましたので参照してみてください。

デイトナの型番

【正規代理店の商品ページより、型番を抜粋】
現行モデル 生産終了モデル
Ref.116500LN、Ref.116503、Ref.116503G、Ref.116503NG、Ref.116508、Ref.116598SACO、Ref.116509、Ref.116505、Ref.116505A、Ref.116506、Ref.116506B、Ref.116515LN、Ref.116515LNA Ref.116520、Ref.116523、Ref.116528、Ref.116518、Ref.116519、Ref.16520、Ref.16523、Ref.16528、Ref.16518、Ref.16519、Ref.6265、Ref.6264、Ref.6263、Ref.6262、Ref.6241、Ref.6240、Ref.6239、Ref.6238 (CHRONOGRAPH)

例)デイトナ【型番:16520】の詳細情報

2000年にミレニアムデビューをはたしたデイトナのなかでも、型番:16520について簡単に解説していきましょう。

ムーブメント 自動巻きクロノメーター
機能 デイトジャスト機構(日付の早送り機能付き)、秒針停止機能による正確な時刻設定、大型インデックス
パワーリザーブ 72時間
ケース 40mm(径)×12.5mm(厚)
素材 ステンレススチール

デイトナは、ロレックスでもフラッグシップ・モデルともいえるモデル。そんなデイトナ最大の特徴としてまず挙げられるのが、完全マニュファクチュール化を果たしている点。完全マニュファクチュール化はロレックスの悲願でもあり、完全自社製クロノグラフ・ムーブメントを搭載することで実現させることに成功しました。

搭載しているムーブメントは、Cal.4130。このムーブメントは伝達効率がきわめて高いのが強みで、パワーリザーブも72時間という長時間です。加えて、ヒゲゼンマイもパラクロム製で、高精度、高衝撃性を誇り、耐久性・耐磁性にもすぐれています。

また、機構だけでなく、ブレスレットの強化も図られており、それまでは中央のリングパーツは中空だったのを、ソリッドパーツに変更。堅牢性を高めるとともに、微調整が簡単にできるイージーリングをバックルに搭載するなど、身につけやすさも考慮されました。

デザイン面はRef.16520を基本的に踏襲しながら、インデックスを大型化したりインダイヤルのレイアウトを変更したりするなど、よりディティールを磨き上げた仕上がりに。シンプルながらもスタイリッシュなデザインで2000年の登場以来、2016年までの16年もの間、人気を集めてきました。

デイトナの評価が高いのは、こうしたユーザーへ向けた機能・デザインの強化だけではありません。設計に細かくこだわっているのも、デイトナならでは。設計を合理的に見直したことで、メンテナンス性が飛躍的に向上しました。そのため、精密でありながらもメンテナンスしやすく、技術者側からも高い評価を得ているのです。

製造期間が1950年代末期から1960年代初頭のRef.6238では、搭載ムーブメントはCal.72B。製造期間が1963年から1970年ごろだったRef.6239/6241では、同じくCal.72B、Cal.722、Cal.722-1が。1970年から1971年にかけて製造されていたRef.6262/6264では、同じくCal.727が。手巻きデイトナの最終型であるRef.6263/626では前機種Ref.6262/6264に搭載されていたCal.7275が採用されるなど、製造時期によってムーブメントに個性があるのもデイトナの特徴であり、魅力です。

なお、自動巻きムーブメント搭載の代表モデルを見てみると、製造期間1988年~2000年のRef.16520ではCal.4030を搭載。製造期間2000年~2016年のRef.116520はCal.4130、製造期間が2016年~現在のRef.116500LNはCal.4130が搭載されています。

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カナルクラブ

リーズナブルな価格でオーバーホールを提供しているカナルクラブ。純正部品を長く残せるよう、最適なオーバーホール期間を提案する、時計の扱い方を指導するなどして、部品交換を極力減らす対応をとっています。

オーバーホール費用が高額になる最大の原因は部品交換です。また、市場価値の高い時計ほど部品交換によって市場価値が落ちる可能性が高まります。

カナルクラブは純正部品を大切にして、持ち主の時計に対する愛着や時計の市場価値を守っています。どうしても部品交換が必要になった時は、純正部品で対応してくれるため安心です。

デイトナのオーバーホール料金 デイトナ:40,000円~
※手巻きのオールドデイトナの場合は、部品の調整や作成が必要になるケースもあるため料金に幅があります。見積もりで確認しましょう。
外装仕上げ:9,000円~
デイトナのオーバーホール事例 デイトナ 16528G
イエローゴールドから作られた、デイトナ16528Gの修理事例です。デイトナのオーバーホール費用はロレックスの他のモデル比べ少々高い上、この事例では部品交換が多く発生してしまったため高くなったそうです。10万円以内に収まったのは、オートマチックだったため。手巻きデイトナの場合、部品交換時に部品の作成が必要になるケースがあり、さらにオーバーホール費用が高額になります。アンティークやレアな種類のロレックスをお持ちの方は、部品交換が増える前にオーバーホールするようにしましょう。
基本料:40,000円~
部品交換(ゼンマイ・パッキン・ガラスパッキン・チューブパッキン・バネ棒(YG)・巻上車)
合計:89,000円 ※詳細内訳の記載はありませんでした。
デイトナのオーバーホールの口コミ ・リーズナブルな修理に大変満足しています。新品の頃のような仕上がりで、ぜひまた依頼したいです。修理の際に教えていただいた時計を扱う際の注意点は、大変参考になっています。
所在地 東京都台東区上野 5-25-1 イトウビル1F
郵送 郵送可能。無料梱包キットあり。
見積もり 無料(公式HPの専用フォーム、電話から依頼可能)

時計修理専科

愛知県名古屋市に店舗を構える時計修理専科。高級時計の修理を専門としています。オーバーホールは郵送で全国対応しており、申し込みした方には無料梱包キットを提供しているそうです。

見積もり書は1週間以内、修理は原則2週間以内に対応してくれます。できる限り早い対応が良いという方におすすめです。オーバーホール中は、進捗や状況を随時報告。お客さんがより安心してオーバーホールを依頼できる環境を整えています。

デイトナのオーバーホール料金 デイトナ:55,000円~
※部品交換が発生した場合は、料金を追加
デイトナのオーバーホール事例 ROLEX デイトナ
時計内部の油が全体的に乾いており注油が必要だったものの、部品の状態は悪くなかったため交換する必要はありませんでした。外側の傷が多く、つやがない状態だったため全体的に研磨をする外装仕上げを実施。今回のケースでは深い傷は見られなかったため、表面の研磨で傷が残ることなくきれいに仕上がりました。
※詳細料金記載なし
以下は修理内容から推測した料金です。 基本料:55,000円~
外装新品仕上げ:15,000円
合計:70,000~円
デイトナのオーバーホールの口コミ ・オーバーホールのついでに外装仕上げもお願いしました。細かい傷がきれいになくなっており、まるで新品に戻ったようでとても嬉しいです。
所在地 愛知県名古屋市中区新栄1-36-5
郵送 郵送可能。無料梱包キットあり。
見積もり 無料(公式HPの専用フォーム・電話から依頼可能)

時計修理工房 白金堂

ロレックスやオメガ、カルティエ、ブルガリなど、数々の高級ブランド時計のオーバーホールに対応している時計修理工房。奈良で40年以上もの間時計修理を行ってきており、地元民からも愛される時計店です。どのブランド時計にも豊富な修理実績を持ち、ロレックスデイトナの修理もさまざまなケースを対応してきました。

全国の時計修理にも郵送で対応しており、7,000円以上の修理なら送料無料の梱包キットが利用できます。見積もりは無料で、専用フォームから依頼可能。公式のLINE@アカウントを友達追加して状態が分かる写真を送付すると、郵送しなくても時計の状態を見てもらえるだけでなく、大体の予算も見積もってもらえます。

デイトナのオーバーホール料金 デイトナ:46,000円~
※部品交換が発生した場合は、料金を追加
デイトナのオーバーホール事例 デイトナ 116519
サファイヤガラスが破損してしまっていた事例です。クロノグラフや時刻も動かない状態でした。ガラス破片が内部まで入り込んでいたため、中の部品が傷ついていないか確認。この事例では他の部品に影響はなかったため、交換は必要ありませんでした。 http://www.tokei-syuri.jp/case/case5960.html
基本料:49,680円【税込】
部品交換:56,160円(サファイヤガラス)【税込】
合計:105,840円
デイトナのオーバーホールの口コミ デイトナのオーバーホールに関する口コミは見つかりませんでした。
所在地 奈良県奈良市石木町100ー1
郵送 郵送可能。専用梱包キットあり(7,000円以上の修理の場合無料になります)。
見積もり 無料(公式HP専用フォーム、LINE@から依頼可能)。見積もり時の状態やパーツの有無によって、メーカー修理となるケースがあります。一度メーカー修理依頼後、オーバーホールをキャンセルした場合は返送料とキャンセル料3~5千円程度かかります。

ロレックスのスポーツモデルとして知られるデイトナ。短期間しか製造されていないモデルもあり、ロレックスファンの間でも人気が高くなっています。中古の価格が購入時の価格を大きく上回るケースも多数あり、今後も価格が上がると予想されています。デイトナの価値を保つために、見積もり無料の時計修理店に定期的なオーバーホールを依頼してみてはいかがでしょうか?