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クロノグラフが動かない?不具合の原因

時計の世界でいうクロノグラフとは、「ストップウォッチ機能を備えた精度の高い腕時計や懐中時計」を意味します。ロレックスのクロノグラフに不具合が起こる原因や対策、解決した事例についてまとめました。

動きがおかしい?クロノグラフの不具合

ロレックスのデイトナには、クロノグラフが搭載されています。60秒で一周するスモールセコンド、30分で一周する30分積算計、12時間で一周する12時間積算計、そしてストップウォッチです。使いかたはとても簡単で、スタート・ストップ・リセットの順で操作します。精密な設計でつくられているため、非常にデリケート。正しい手順で使用しないと、衝撃で針がズレたり、ボタンの閉め忘れで浸水したりすることがあります。

クロノグラフの不具合による原因と対策について

クロノグラフの針がズレていることや、水が浸水している原因とは何でしょうか?対策方法も踏まえて紹介しています。

針がズレてしまう原因

ストップウォッチを起動するときは、プッシュボタンを使ってスタートとリセットを行ないます。リセットをするときに注意してほしいのは、必ずストップウォッチを止めてからリセットボタンを押すようにしましょう。順序を間違えてしまうと、衝撃により針がズレてしまう恐れがあります。

ストップウォッチ機能を使わない場合は、プッシュボタンがしっかり閉まっていることを確認。気づかずに開いたままだと、水が入ってしまい故障の原因となってしまいます。

正しい使いかたで針ズレや浸水を防ぐ

  1. 上ボタンと下ボタンを共に手前に回して開放します
  2. 上のボタンを一度押すと計測が開始されます(その際、クロノグラフ針が12時の位置にあることを確認)※クロノグラフ針とは長・短針のほかにもう1つ付いている針のことです。
  3. 計測を終了したい場合は、上のボタンを一度押す
  4. 針をすべて元の状態(リセット)に戻すには、下のボタンを一度押す(計測が終了したら、必ず下のボタンを押すことを忘れずに!)
  5. 計測がすべて終了したら、上下のボタン共にネジを外側(1とは逆方向)へ回し入れます
  6. 上ボタン・リューズ・下ボタンのすべてがしっかりねじ込まれているかを確認しましょう

※防水性に優れている時計でも、プッシュボタンを作動しているときは防水性がありません。お風呂や水中でのボタン操作はしないように注意しましょう。

ロレックスのクロノグラフを修理・オーバーホールした事例

事例1:クロノグラフリセット不良

時計 デイトナRef.16520
修理内容 クロノグラフの針交換
修理費用 記載なし
内容 クロノグラフを作動し、リセットしようとしたところ30分積算計の針が所定に戻らず、リセットする度にズレがでてしまうとのことでした。リセット不良の症状については、針不良を推測し、顕微鏡で針の状態を確認。その結果、不良箇所と思われる針のパイプ部分にヒビが入っていることが見られました。
パイプ部分にヒビが入ってしまうことで、針に取りついている状態が不十分になってしまい、リセット時の針にかかる衝撃でズレが生じる原因になっていたのです。針は新品に交換して対応を行ないました。

事例2:クロノグラフリセット不良

時計 デイトナRef.116523
修理内容 フライバックレバーのバネを交換
修理費用 記載なし
内容 リセットボタンの動きに違和感がありました。時計内部を確認すると、フライバックレバーのバネが曲がっているのを確認。新しいバネに交換を行ない、原因を解消しました。

ロレックスのクロノグラフの不調に気づいたら

クロノグラフを使う際は正しい手順で行なうことが大切です。部品を傷つけたり劣化を早めたりなど、故障を防ぐことができます。しかし万が一リセットをしたときに、針が元に戻らなかったり、ズレたりした時は、速やかに専門の修理業者に依頼しましょう。またメンテナンスを定期的に行なうことで、未然に不具合が起きるのを防ぐことができます。
大事な腕時計のためにも、使いかたを見直すことで長く時を刻むことができるでしょう。

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