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ターノグラフのオーバーホール事例

ターノグラフは回転ベゼルのあるコレクションです。現行モデルにはありませんが、2004年発売の「デイトジャスト ターノグラフ」が直近モデル。そのオーバーホールの事例と料金について、故障の原因と共に見ていきましょう。

ターノグラフの故障例と対処法

【症状】すぐに止まる。異音がする

原因
油切れ、パッキン劣化、ローター真の摩耗
対処法
オーバーホール、リューズパッキン・裏蓋パッキン・ガラスパッキン交換、ローター真交換

自動巻き時計がすぐに止まってしまう場合、ゼンマイの巻き上げ不足の可能性もあります。しっかり巻き上げたにもかかわらず、すぐに止まってしまう場合には、油切れやローター真の摩耗が考えられます。特に内部からグオングオンというような異音がする場合は、その可能性が高いです。この場合はローター真の交換によって対処します。ローター真が摩耗するまでメンテナンスしていない時計は、油切れだけでなく各種パッキンが劣化している可能性も高く、交換が必要になるでしょう。

【症状】完全に止まってしまった

原因
ゼンマイの不具合
対処法
オーバーホール、ゼンマイ交換

時計が動かなくなる場合、ゼンマイの不具合やゼンマイ切れ(断裂)などが考えられます。この場合は、ゼンマイを交換によって解決できることがほとんどです。また、ゼンマイ切れを起こしている時計は、長期間放置されていることが多く、油切れを起こしていたり、内部に湿気やクズがたまっていたりするケースもあります。この場合は、オーバーホールによって内部清掃や注油を行う必要もあるでしょう。

ターノグラフ【型番:116264】のオーバーホール事例

依頼内容
定期メンテナンスのみで、特に不具合無し
調整内容
オーバーホール
パーツ交換・その他
リューズパッキン、裏蓋パッキン、ガラスパッキン交換
参考費用
オーバーホール23,000円+リューズパッキン・裏蓋パッキン交換代1,500円+ガラスパッキン交換代2,500円→29,700円

ターノグラフ【型番:116264】の詳細情報500

ムーブメント 自動巻き(Cal.3135)
機能 デイトジャスト機構、回転ベゼル、100m防水
パワーリザーブ 48時間
ケース 36mm(径)×12mm(厚)
素材 ステンレススチール、ホワイトゴールド(ベゼル)、サファイアクリスタル(風防)

このモデルは「デイトジャスト ターノグラフ Ref.116264」です。デイトジャストに回転ベゼルを搭載した「デイトジャスト Ref.16264」通称サンダーバードの後継モデルとして位置づけられます。

ベゼルがホワイトゴールド×ステンレスケースで、ボディ全体をシルバーカラーで統一。文字盤はシンプルなブラックで、秒針やカレンダーの赤がアクセントとして際立つカラーリングが施されたモデルです。

ターノグラフとは【ロレックスの基礎知識】

ターノグラフ「TURN-O-GRAPH」の特徴は、回転式ベゼルです。ベゼルが回転して0(ゼロ=オー)に戻ることから、その名が付けられたとされています。

初代ターノグラフ「Ref.6202」が登場したのは1953年。ロレックスの回転ベゼル搭載モデルとして代表的な「サブマリーナ」と同じ年です。ターノグラフは初代サブマリーナ「Ref.6204」よりも前に発売されていて、スポーツモデルの元祖、あるいはサブマリーナの前進モデルとみなされることもあります。

1953年の登場以降、長い間「ターノグラフ」の名が付されたモデルは発売されませんでした。ですが、2004年にデイトジャスト機能を搭載した「デイトジャスト ターノグラフ」として再登場します。

このモデルでは、回転ベゼルに「フルーテッド」と呼ばれるギザギザのデザインを採用。光の反射によってキラキラ輝く美しさと、指が滑りにくくなってベゼルを回しやすさを兼ね備えた設計になっています。

インデックスには長方形のシンプルなデザインを採用。赤い秒針と、カレンダーの数字の赤が、アクセントとして際立っているデザインも特徴的です。6時方向にある「TURN-O-GRAPH」の文字も赤で統一されていて、シンプルさの中にも際立つ個性が発揮されています。

ターノグラフの型番

2004年に発売された「デイトジャスト ターノグラフ」は、2013年ごろに生産終了となり、現行モデルには「ターノグラフ」の名を冠するモデルはありません。生産終了モデルとして、前述の「Ref.116264」の他には、イエローゴールドとステンレススチールのコンビネーションモデル「Ref.116263」や、ピンクゴールドとのコンビネーションモデル「Ref.116261」などがあります。

そして、貴重なヴィンテージモデルとして、初代「Ref.6202」が出回っていることもあります。初代ターノグラフは、文字盤がブラックやホワイトのギョーシェです。ベゼルはフルーテッドではなく「スムース」タイプで、カレンダー機能はありません。

ヴィンテージモデル 生産終了モデル
Ref.6202 Ref.116261、Ref.116263、Ref.116264

おすすめのオーバーホール・修理専門店3選

カナルクラブ

カナルクラブの特徴

カナルクラブは東京上野に店舗があり、50年を超える実績がある時計修理・販売店です。時計オーナーが、定期的にオーバーホールを利用しやすいように、基本料金をできるだけ安く設定しています。安い分、作業や対応の質が悪いということではなく、高い技術と、丁寧な接客をしてくれる修理店です。

修理後は1年間の保証が自動付帯。利用者はいつでも無料で「磁気抜き」サービスが受けられるのも魅力です。また、郵送による見積もりにも対応。時計の送料は無料ではなく利用者負担ですが、郵送のための箱を無料で提供してくれるので、箱や梱包材を自分で用意する必要はありません。

遠方からでも気軽に利用できます。

カナルクラブの口コミ

  • サイトから見積もりを依頼しました。2~3日で梱包セットが届き、説明書どおりに時計を梱包するだけなので簡単です。2週間ほどで見積もり結果が出ましたが、パーツ交換代込みで38,880円という安さ。発送から3週間後にはオーバーホールを終えた時計が戻ってきました。
  • 初めてのオーバーホールで不安がありましたが、誠実に対応してくださいました。詳しく説明してくださったので、途中で疑問を感じることなく、スムーズにオーバーホールが完了。次回もカナルクラブさんにお願いしたいと思います。
  • 特殊なパーツを使っている時計だったので、依頼できる修理店がなかなか見つからない中、カナルクラブさんにたどり着きました。メーカーの料金と比べて、かなりリーズナブルでした。スタッフの説明も丁寧で、正しい扱い方のアドバイスが参考になりました。

タムタイム

タムタイムの特徴

タムタイムの店舗は、さいたま市にある50年を超える歴史をもつ時計修理店です。一級時計修理技能士の資格を持つ職人が多く在籍していて、豊富な経験と知識に基づいたサービスを提供してくれます。

郵送での見積もり・修理依頼に対応しており、タムタイムは時計を発送する際の送料が無料です。無料の梱包キットが送られてくるので、それを使って発送するだけで見積もり依頼ができます。ただし、時計が返ってくる際の送料は着払いで、利用者負担です。

また、タムタイムは修理後、1年間の保証付いています。万全を期して作業してくれますが、万が一、修理した部分に不具合が見つかっても、保証期間中なら責任をもって無料で再修理してくれます。

タムタイムの口コミ

  • スタッフの方の対応が優しくて、安心して任せられる雰囲気です。待ち時間も、居心地よく過ごせる店舗でした。
  • いくつかの業者に依頼したところ、断られてしまったのですが、タムタイムさんで引き受けてくださいました。ネットから依頼して、着払いで時計を送れるのも魅力。また何かあったら依頼したいと思います。
  • 閑静な住宅街の中にあるお店です。駐車場があって車での利用がしやすいです。対応してくれたスタッフの対応も好印象でした。

大樹

大樹の特徴

大樹は、東京上野にある時計修理・販売店です。こちらも一級時計修理技能士や、CMW(公認高級時計師)の有資格者が在籍しています。

こちらも郵送で利用する場合、無料の「梱包キット」を送ってくれますが、修理ではなくオーバーホールや新品仕上げを依頼する場合だけです。とはいえ、自分で梱包して送れば、修理依頼の場合でも、郵送で利用できます。

無料の梱包キットを利用できる場合は、時計を送る際の送料は無料。ただし沖縄や離島については梱包キットの対象外です。

大樹も1年間の保証が付いてきますが、アンティーク時計の保証期間は3カ月です。

大樹の口コミ

  • 修理とオーバーホールを依頼。1カ月ほどで作業が完了しました。作業後の時計は、とても精度が良くなり、丁寧に作業してくださった印象です。それに、1年保証と次回オーバーホールの割引券が付いてきました。次回もぜひ大樹さんにお願いしたいと思います。
  • 社長の人柄が良く、安心して依頼できるお店です。電池交換やオーバーホールでいつも利用していますが、比較的安く対応してくださっています。
  • 他にも何件かの修理店に依頼したのですが、断られてしまいました。大樹さんにお願いしたところ、引き受けてくださり、助かりました。