ロレックス修理専門店を比較【オーバーホール編】 » モデル別・ロレックスのオーバーホール事例

モデル別・ロレックスのオーバーホール事例

デイトナやサブマリーナーなど、様々なモデルがあるロレックス。使われている素材や搭載している機能、作られた年代などにより、オーバーホールの料金は変わっていきます。

そこで、ロレックスのモデルごとに、オーバーホールの事例や故障例などをまとめてみました。

デイトジャスト

デイトジャストとは、ロレックスの中ではスタンダードモデルと呼ぶべきモデルです。1945年に登場して以来、ロレックスの3大発明すべてを搭載したモデルです。様々な型番があるので、使われている素材や製造された年代によって、オーバーホール料金も異なります。

デイトジャストのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
48,000円~ 20,000円~

手を出しやすい価格帯のデイトジャストは、デイトナやデイデイトなどの高級モデルと比べると、オーバーホール費用が低めです。時計修理専門店でのオーバーホール費用の目安は、日本ロレックスの半額以下。上記の料金は、いずれも基本料金なので、パーツ交換などが必要な場合、さらに料金が加算されます。

デイトジャストには、「ターノグラフ」というバージョンもありますが、同程度の費用で依頼できることが多いようです。

デイデイト

アメリカ34代大統領アイゼンハワー氏も愛用したことで知られるデイデイトは、言わずと知れたロレックスのハイエンドモデル。素材はプラチナと3つのゴールドのみで、構造もシンプルですが、カレンダーの不調など、オーバーホールの事例が多いです。

デイデイトのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
60,000円~ 25,000円~

デイトジャストよりも高級モデルとして知られるデイデイトは、オーバーホール費用も少し高めに設定されています。デイトジャストには搭載されていない「曜日表示」の機構があるという点も、オーバーホール費用が高くなる要因だと考えられるでしょう。

また、デイデイトにはゴールド素材のモデルが多くあり、スチール素材のモデルと比べると料金が高くなるのが基本です。それでも時計修理専門店に依頼した場合、メーカー依頼よりも基本料金が半額以下で済むことが多くあります。

デイトナ

カーレーサーのために作られたデイトナは、ロレックスの中で唯一クロノグラフを搭載したモデルです。キング・オブ・ロレックスの名に恥じない最先端のテクノロジーが詰まっているため、オーバーホール料金もやや高めです。

デイトナのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
65,000円~ 35,000円~

デイトナは、クロノグラフを搭載している分、内部構造が複雑です。そのため、日本ロレックスでのオーバーホール費用も高めに設定されています。

時計修理専門店に依頼した場合でも、クロノグラフを搭載していないモデルのオーバーホール費用よりは高くなる傾向。時計修理専門店では、時計の価格帯よりも「作業の難しさ」や「内部構造の複雑さ」で料金が決まることが多いため、クロノグラフを搭載しているデイトナは、費用が高くなりやすいのです。

それでも、時計修理専門店のオーバーホール基本料金は、日本ロレックスの約半額が目安になります。

サブマリーナー

その名が示す通り、水中でも使えるダイバーズウォッチとして、1953年に登場したモデルです。ダイビング用に設計されており、防水性・堅牢性に非常に優れていますが、その分メンテナンスは欠かせない時計です。

サブマリーナーのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
48,000円~ 31,000円~

サブマリーナーを日本ロレックスでオーバーホールした場合の費用は、デイトジャストとほぼ同じです。サブマリーナーは高級コレクションではなく、全体的にリーズナブルな価格帯であることが関係しているでしょう。

サブマリーナーには「デイト付き」と「デイト無し」がありますが、デイト付きモデルのオーバーホール費用が1,000円ほど高くなる程度で、あまり変わりません。

一方、時計修理専門店に依頼した場合は、他のコレクションより少し高くなる傾向があります。これは、防水性能の高いサブマリーナーを扱うために、高度な技術が求められることが関係しているでしょう。

シードゥエラー

プロのダイバーに向けて、サブマリーナーの上位機種として登場したモデルです。さらに深く潜れる防水性・堅牢性を備え、デイトジャスト機構などのロレックスの基本機能も搭載した人気モデルです。

シードゥエラーのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
49,000円~ 31,000円~

シードゥエラーは、サブマリーナーよりも高い防水性がある高性能なプロフェッショナルモデルです。とはいえ、日本ロレックスでのオーバーホール費用は、サブマリーナーより1,000円ほど高くなるだけで、それほど変わりません。

時計修理専門店に依頼した場合でも、基本料金はサブマリーナーとほぼ同じ金額になる傾向にあります。

エアキング

ロレックスの中でも、最もシンプルな3針時計としても有名なエアキング。最も古いペットネームを持つ歴史がありながら、比較的安価なため愛好家も多いモデルです。シンプルゆえにメンテナンスせずに故障させる事例が多々あります。

エアキングのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
48,000円~ 20,000円~

日付表示が無いシンプルな文字盤で、視認性の高いコレクションとして知られるエアキング。日本ロレックスでのオーバーホール費用は、低めに設定されています。エアキングがリーズナブルな価格帯のコレクションであることも関係しているでしょう。

時計修理専門店に依頼する場合でも、オーバーホール費用の基本料金は、あまり高くありません。日本ロレックスに依頼する場合の半額以下で依頼できることが多くあります。

GMTマスター

アメリカン航空のパイロットのために設計されたGMTマスターは、複数の場所の時刻を把握できる、ロレックスでただひとつのパイロットモデルとして知られています。時刻を頻繁に合わせるため、リューズ周りの交換や不調が多いようです。

GMTマスターのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
49,000円~ 31,000円~

GMTマスターは、2つの時針と回転ベゼルによって、異なるタイムゾーンの時刻を表示できる「GMT」機能のあるモデル。日本ロレックスに依頼した場合は、サブマリーナーやシードゥエラーなどのダイバーウォッチと同レベルの費用相場です。時針が2本ある特殊な機構の時計なので、時計修理専門店に依頼した場合、他のロレックスよりも少し高くなる傾向があります。

旧モデルの「GMTマスター」と、現行モデルの「GMTマスターII」がありますが、日本ロレックス、時計修理専門店のいずれに依頼する場合でも、オーバーホール費用に大きな違いはありません。

エクスプローラー

1953年に誕生したエクスプローラーは、その名の通り、「冒険者」のために作られたスポーツモデルです。人類初のエベレスト登頂でも使われた腕時計で、頑丈だからと無理に扱い、リューズが抜けるなどの事例が多々あります。

エクスプローラーのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
47,000円~ 20,000円~

シンプルなデザインで耐久性の高い「冒険家向け」コレクションとして知られるエクスプローラー。日本ロレックスでのオーバーホール費用は、他のコレクションと比べると低めに設定されています。時計の価格帯が低いことが関係しているでしょう。

第二時間帯表示の機能や、リューズガードが追加された「エクスプローラーII」についても、オーバーホール費用に大きな違いはありません。

時計修理専門店に依頼する場合でも、エクスプローラーの基本料金はあまり高くない傾向があります。日本ロレックスで依頼する場合の半額以下が目安です。

ヨットマスター

クルーザーやヨットを楽しむ人のために作られたマリンモデルの一つです。サブマリーナーなどとは違い潜ることはしないため、防水性は通常のロレックスと変わりません。富裕層向けのため細部にわたって高級感があります。外装仕上げなど、多くのオプションが必要なモデルです。

ヨットマスターのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
49,000円~ 30,000円~

機能性の高いスポーツウォッチでありながら。ゴールドやプラチナなどの高級素材を多く使用しているヨットマスター。オーバーホールを日本ロレックスに依頼する場合、モデルによっては費用が高くなります。カウントダウンできる特殊なクロノグラフを搭載した「ヨットマスターII」については、「80,000円~」の費用が目安になります。

また、「ヨットマスターII」は、時計修理専門店では対応できず、メーカー見積りとなることも。クロノグラフの無いシンプルな「ヨットマスター」については、時計修理専門店でオーバーホールできることが多く、サブマリーナーなどのスポーツ時計と同じ価格帯です。

ミルガウス

ミルガウスは、2007年に登場したロレックスの耐磁性時計コレクションです。防水性の高いオイスターケースの内部に、強磁性合金を設置することによって磁気シールドをつくり、時計を磁力の影響から保護します。オーバーホールでは、手巻きが重くなったり、精度が悪化したりなどの症状が発生している事例があります。

ミルガウスのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
49,000円~ 20,000円~

磁力の影響に耐える性能がある「耐磁時計」として知られ、「ギザギザの秒針」などデザイン面でも他との違いが際立つミルガウス。高級コレクションではないため、日本ロレックスでのオーバーホール費用は、サブマリーナーなどのスポーツウォッチと同程度の価格帯です。

シンプルな時計なので、時計修理専門店に依頼する場合も、基本料金が低めに設定されている傾向にあります。

オイスターパーペチュアル

オイスターパーペチュアルは、防水性に優れたオイスターケースと、自動巻き機能を備えたコレクションです。初登場は1933年で、現代の自動巻き腕時計のベースになったモデルとしても知られています。シンプルな時計でデイトが無く、カレンダーの不具合は起こりません。オーバーホールでは「リューズで手巻きしても動かなくなる」という症状などの事例があります。

オイスターパーペチュアルのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
48,000円~ 23,000円~

ロレックスの数あるコレクションの中でも歴史が長く、デイトの無いシンプルなデザインで人気の高いオイスターパーペチュアル。日本ロレックスに依頼した場合の価格帯は、エアキングなどのリーズナブルなコレクションと同程度です。

機能が少なく、内部構造もシンプルなので、時計修理専門店でのオーバーホール費用も、低い基本料金で対応してくれることがほとんどです。

チェリーニ

チェリーニはルネッサンス期の金細工職人「ベンベヌート・チェリーニ」に由来するドレスウォッチコレクションです。初登場は1928年で、こちらも歴史の古い時計。オーバーホールの事例では、文字盤の状態が悪くなったものや、完全に動かなくなってしまった事例を紹介します。

チェリーニのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
40,000円~ 18,000円~

チェリーニは、ロレックスでは珍しい「手巻き式」のモデルが多いコレクションです。手巻き時計は、自動巻き時計と比べると内部構造がシンプルなので、オーバーホール費用が安くなる傾向にあります。日本ロレックスに依頼する場合の基本料金は、この記事で紹介したコレクションの中では最も低い金額です。

時計修理専門店に依頼する場合でも、チェリーニなどの手巻き時計は、オーバーホールの基本料金が低めに設定されていることが多くあります。

スカイドゥエラー

スカイドゥエラーは、アニュアルカレンダーと、第二時間の表示機能を備えた、ロレックスのコンプリケーションモデルです。複雑な機構を備えながらも、ロレックスらしく文字盤はシンプルに設計。オーバーホールの事例としては、ヒゲゼンマイの絡みによって時間表示が狂ってしまったものが挙げられます。

スカイドゥエラーのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
90,000円~ メーカー見積り

スカイドゥエラーは、ディスクによる第二時間帯の表示機能や、複雑機構として知られる「アニュアルカレンダー」などを搭載するコンプリケーションモデル。内部構造が複雑であり、時計の価格も高いことから、日本ロレックスでのオーバーホール費用も高くなります。

複雑機構を搭載しているため、時計修理専門店によっては取り扱いできず、「メーカー見積り」として対応することが多いようです。

ターノグラフ

ターノグラフは、回転式のベゼルを備えたモデルです。初登場はサブマリーナーよりも前であり、ロレックスのスポーツモデルの元祖と呼ばれることもあります。現行モデルとしては存在していませんが、直近では2004~2013年ごろに製造されていました。ローター真の摩耗によって内部から異音がしている事例などを紹介します。

ターノグラフのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
48,000円~(デイトジャストの価格) 23,000円~

ターノグラフについては、日本ロレックスでの詳しい料金目安の情報が見つかりませんでした。しかしターノグラフはデイトジャストを基本としている時計なので、オーバーホール料金も近い価格だと考えてよいでしょう。

時計修理専門店に依頼する場合も、デイトジャストとほぼ同じ価格帯で依頼できることが多いです。

オーキッド

オーキッドは1950年代から1960年代に製造されたレディース婦人用時計です。ムーブメントは手巻きで、小ぶりでシンプルなデザインですが、18Kホワイトゴールドまたはイエローゴールドのみで作られたコレクションで豪華なつくりとなっています。

オーキッドという名前は蘭の花を意味する言葉で、ドレスウォッチにつけられたモデルらしくドレスアップしたい時にも利用できる華やかなモデルです。さらに、カメレオンというモデルになるとベルトを選ぶ事が出来るため、TPOやその日のファッションに合わせて気軽に替える事ができます

オーキッドのオーバーホールの費用相場

日本ロレックス 時計修理専門店
?円~ 40,000円~

日本ロレックスの費用については、ネット上から情報を集められませんでした。

オーキッドのオーバーホール費用は手巻きであることに加え、ゴールドでできていることや現在では製作するのが難しいカットガラスがよく使用されていることなど、希少性の高いアンティーク時計であるため、その価格は高めに設定されています。

日本ロレックスと時計修理専門店のオーバーホール期間の目安

日本ロレックス 時計修理専門店
1カ月以上 2週間~1カ月

期間を比較すると、時計修理専門店の方がオーバーホール完了までの期間が短いことが分かります。

日本ロレックスでは、サービスカウンターでオーバーホールを受け付けてから、専門の工房へと時計が送られ、それから実際の作業が開始。サービスカウンターと工房の間を往復するため、その分の日数がオーバーホールの期間にプラスされてしまいます。

一方、時計修理専門店では、オーバーホールを受け付けたお店で作業してくれることが多いでしょう。ただし交換パーツの在庫が無い場合、取り寄せが必要になり、期間が長くなることがあります。

日本ロレックスと時計修理専門店の使い分け方

オーバーホールの依頼先として、日本ロレックスと時計修理専門店の両方にメリットがあります。どっちのメリットを優先するかによって使い分けるとよいでしょう。

時計修理専門店のメリットは「価格の安さ」と、オーバーホール完了までの「期間の短さ」です。お店ごとの技術力のばらつきはありますが、安心できるお店を見つけることができれば、低価格で高い技術のサービスを受けられます。

日本ロレックスに依頼するメリットは「安心感」です。安心できるお店を探す手間や、本当に返ってくるのかといった不安などが省けるメリットがあります。

また日本ロレックスでオーバーホールをすると、正規の保証書がもらえるのもメリット。ロレックスでは本物のロレックスしかオーバーホールしてくれないので、その保証書が、その時計が本物であることの証明となるのです。

とはいえ、正規の保証書が無いからといって、本物であることが証明できなくなるわけではありません。購入時の保証書など、他の方法でも証明できますし、そもそも時計そのものが本物であることを証明してくれます。

また「保証の有無」という点では大きな違いはありません。時計修理専門店に依頼した場合でも、そのお店の保証を付けてくれることが多くあります。