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オーバーホール時の研磨はどうなるの?

ロレックスをオーバーホールに出した時の「研磨」について紹介します。日本ロレックス社と時計修理専門店に依頼した場合とでは、研磨に違いが出てくるのかについてもまとめました。

オーバーホールを依頼すると研磨をしてくれるのか?

ロレックスの研磨とは、ロレックスを着けている時についた小傷をケースごと「けずり取る」ことを指します。

汚れや傷などを消して新品のように仕上げられるので、業者によっては「研磨」ではなく「外装仕上げ」「ポリッシュ」「傷取り」「新品仕上げ」ともいわれています。ここでは、「日本ロレックス社」と「時計修理専門店」でオーバーホールを依頼した時の違いをまとめてみました。

日本ロレックス社にオーバーホールを依頼した場合

日本ロレックス社にオーバーホールを依頼した場合、専門の技術者による研磨と超音波洗浄が行なわれます。

オーバーホール後のロレックスは、小さな傷などが消え、新品のような輝きに。しかし、傷や汚れを取るためにロレックスを「けずり取る」作業をすることになります。新品の時と比べると、多少使用感が違ってくることもあるでしょう。

また、身につけているうちについてしまった使用感を大切にしており、研磨を希望しない場合はオーバーホールの申込時に「研磨作業不要」の旨を伝えるようにしましょう。

大きな傷や深い傷や欠けなどは、研磨では修復できません。もし大きな傷を修復する場合はオーバーホールではなく修理の範囲に入り、別料金がかかります。

時計修理専門店にオーバーホールを依頼した場合

ロレックスの研磨は、時計修理専門店によって名称が異なり、新品仕上げ、ポリッシュといわれています。呼び方が違っても、ロレックスを「けずり取る」という工程は同じです。

時計修理専門店ではオーバーホールと一緒に、サービスで研磨や傷取りを行なってくれる業者があるので、費用が抑えられます。オーバーホール時の研磨で取れない可能性のある深い傷や大きめの傷がある場合には、持ち込み時に相談してみてはいかがでしょうか。

ロレックスを研磨する時の注意点とは?

ロレックスを研磨することで、長く使用していて付いてしまった傷が取れ、新品同様に使い続けることができるようになります。しかし、ロレックスの研磨とは、職人が傷そのものをロレックスのケースごと「けずり取ること」と同じなので、部品が摩耗しているのと同じこと。

ケースの場所によっては、鏡面仕上げの箇所やそうではない部分もあり、熟練の技術が必要になります。単純な作業のようですが、研磨後は元に戻すことが困難。技術を持つ職人による研磨でなければ、仕上がりに大きな差が出てしまうこともあるのです。

さらに、研磨の回数を重ねるたびにケースがけずられていくので、ロレックスの防水性や機能性が低下してしまいます。頻繁に研磨をするのは避けた方が無難です。あまりにも深い傷の場合は、研磨よりも部品自体を交換することが推奨されています。

ロレックスの研磨に回数制限がある?

ロレックスのモデルにもよるのですが、研磨は4~5回までが一般的。それ以上行なってしまうと防水性が維持できなくなってしまうのです。5回以上になる場合はロレックスの部品そのものを交換するのがおすすめです。

ロレックスの研磨は自分でできる?

ロレックスの研磨は自分で行なうことが可能です。しかし、自分で分解用のアイテム、バネ棒はずしなどを購入しなければいけません。さらに、ロレックスの特徴であるヘアラインがなくなってしまうこともあります。気をつけて作業しないと、修理に出さなければいけないほど逆に傷をつけてしまう結果に。

部品交換となった場合は、結局オーバーホールの費用よりも高額になってしまうので、おすすめできません。大切なロレックスを長く綺麗な状態で身につけることを考えると、プロにお任せするのが一番です。